女優の北川景子が11月9日に放送された「深イイ×しゃべくり」(日本テレビ系)に出演し、子育て中のエピソードを語ったが、くりぃむしちゅーの上田晋也からのツッコミが物議を醸している。
この日の北川は、出産後初のバラエテ番組への出演。妊娠前と変わらぬ姿で登場したが、チュートリアルの福田充徳やくりぃむしちゅーの上田晋也から体重についてたずねられると、北川は「妊娠中に13kg太り、あと5kgぐらいはまだ戻っていない」と笑顔で明かした。また育児について上田が「ご主人(DAIGO)もちゃんと手伝ってくれてる?」聞くと、北川は「よくやってくれます」「(おむつ替え、ミルク、お風呂など)何でも一通りやってくれる」と回答。
さらに北川は「(子供が)生まれるまでがゴールと思ってしまっていたところがあったんですけど、生まれてからの方が大変」と実感を込めて語ったところ、上田は「当たり前じゃん!」とかぶせ気味にツッコミ。
そして北川が産休中、コロナ禍によるステイホームと重なったこともありいろんな制約があって我慢することも多かったということで、「今年ガマンしてきた事ベストテン」を発表することに。第10位が「自宅のお風呂で15分トリートメントをしてパックをしたい」というものだったが、上田は「これは、やれば?という感じもするんだけど、できないもんなんですか」と先ほどのツッコミとは真逆とも言える返しをした。
これら一連のやりとりに対してネットでは《生まれることがゴールだと思ってたってすごく分かる。私も一人目の時は「出産時にどうしたらいいか」を考えるのが最優先だったから、その後のお世話のことは二の次だった》《生まれてからが大変⇒当たり前じゃん、と言うけど、その当たり前がわかってない男性が多いんですよ》《赤ちゃんがいると、ホントに自分の風呂なんて、まともに入っていたかしらと思うほど、記憶にないです。特に、風呂、食事、睡眠はまともに時間がとれません》《バラエティーといえどふとした一言が産後の女性を追いつめたりする。北川景子さんが受け流せる人ならばこの場は良くてもちょっと問題ありだね今の時代》と上田の発言に違和を感じる人が続出した。
「いくらぱっと見変わらないからとはいえ、産後の女性に体重のことを聞くのも失礼ですし、夫は子育てを“手伝う”ものという感覚で話を聞くのもちょっと違う。上田が前時代的な育児観を持っているのが会話の端々から感じられました。結果的に北川の度量の深さと対応力がよく分かる回でしたが…」(芸能記者)
鋭いツッコミには定評のある上田だが、今回は視聴者から価値観のアップデートを鋭く突きつけられたようだ。
(柏原廉)