お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が12月3日に都内で開催された記者会見に登場し、6月に報じられた複数女性との“多目的トイレ不貞”を謝罪している。
渡部は6月、週刊文春に六本木ヒルズ地下の多目的トイレ内での“現地集合現地解散”の不貞を報じられ、謝罪会見を行うことなく、芸能活動自粛を発表。その後、文春による単独インタビューに応じ、不貞騒動に関する釈明をしたものの、世間からのバッシングが止むことはなかった。
そうした状況の中、一部メディアは渡部が大晦日放送予定の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の「笑ってはいけない」シリーズで地上波復帰を果たすと報道。サプライズ出演をフライング発表されたことについて、ダウンタウン・松本人志は“ルール違反”であると苦言を呈したが、渡部の出演についてハッキリと否定することはなく、謝罪会見なしでの年末復帰についてさらなる批判が集まっていた。
そして、遂に渡部が3日に会見を実施。女性リポーターに囲まれた状態で、多目的トイレでの情事に関する質問や、なぜこの時期に会見を開いたのかといった疑問などが次々に浴びせられた。また、渡部は自身のスキャンダルによる謹慎期間の想定として「半年程度と考えていた」とコメントし、「半年というのも根拠なく、なんとなく年内ぐらい(で復帰できる)と思っていた」と説明している。
「終始、『ガキ使』への出演の可能性については一切の言及を避けた渡部。ただ、これだけのバッシングを浴びながら、“根拠はない”としつつも、わずか半年での復帰を想定していた点については世間から『半年? 甘い、甘い、甘い』『ここまでの騒ぎになって嫌悪感を抱く人も増え、奥様や相方、スポンサーにも迷惑をかけたのにいくらなんでも早すぎないですかね…』『世間を舐めすぎ。半年くらい静かにしてれば元通りだからぁ~なんて考えてたってことでしょ? 人としてどうなんそれ』との反論が殺到しています。最近では、国税局から申告漏れを指摘されたチュートリアル・徳井義実がおよそ1年の謹慎を経て、テレビでの仕事を再開しました。犯した過ちの種類は全く違いますが、“嫌悪感”という観点で言えば、渡部のスキャンダルがわずか半年程度で緩和されるはずがないというのが世間の感想でしょうね」(テレビ誌ライター)
今回の会見を開いた意図について、“謝罪が遅れたことへの謝罪”という想いもあると語った渡部。謝罪は遅いが、復帰は急ぎたいというのはあまりにも虫が良すぎる話かもしれない。
(木村慎吾)