落語家の立川志らくが12月4日放送の「グッとラック!」(TBS系)に出演し、3日にアンジャッシュの渡部建が行った会見について意見を述べた。
番組では1時間近く時間を割き、渡部の会見を特集。志らくはその中で渡部は社会的信用や仕事などいろんなものを失ったが、失っていないものが2つあると切り出した。それは家族とアンジャッシュだという。
志らくは「世間的信用もあって、仕事もあるのに、家族とアンジャッシュを失う方が芸人としてよっぽどつらい。大事なものが2つ残ってるから全然大丈夫なんですよ」と語り、「だから児島君に『もう一回やろうよ、人を笑わせたい、“すれ違いコント”をやりたい』と舞台に立てばいい」と渡部にメッセージを送った。
「アンジャッシュはもともと“すれ違いコント”と呼ばれる、互いに何らかの誤解を抱えたまま会話が進行し、それがエスカレートして笑いに昇華する作り込まれたコントが得意でした。しかし、渡部が“グルメ芸人”に路線変更したことに伴って単独ライブも2011年以降行われていません。やり直すなら志らくの言うように、まずはアンジャッシュのコントが好きだったファンにもう一度、受け入れてもらうことが必要でしょう」(芸能記者)
ネットでも《芸人なのだから、舞台や営業でお笑いやってくれたらいい。別にテレビに出るだけが仕事じゃないのだから》《これは志らくさんの言う通り。もうテレビのことは考えないで、もちろん児嶋さんとも話し合って舞台で頑張るしかないと思う》《志らくさん、いいこと言うなぁ。本当にそうだと思います。本当の実力があれば、またチャンスはあるんじゃないかな》など志らくの意見に対して賛同の声が続出。
アンジャッシュの新作コントが見られる日もそう遠くないかもしれない。
(柏原廉)