女優・鈴木杏樹と俳優・喜多村緑郎の不貞疑惑を「週刊文春」が報じたのは今年2月。その後の報道で喜多村の妻で元宝塚歌劇団の貴城けいが2人の関係に激怒したことがわかり、三角関係は泥沼化した。
鈴木は1998年6月、外科医と結婚するが2013年に死別。一方、喜多村は13年に貴城と結婚していた。
一連の「文春」報道によると、2人は19年10月の舞台で共演し、同年暮れに深い関係へと発展。喜多村が驚いたのは鈴木の恋愛経験の乏しさだという。鈴木はこれまで2人ほどしか付き合ったことがないというのだ。そんなガードの堅さに、喜多村が惹かれたのかもかもしれない。
ところが、「文春砲」によって不貞が明るみに。喜多村の妻・貴城が黙っているはずもない。貴城は「私と同じ地獄を見せたい」と怒りをあらわにしたという。結果、喜多村は貴城に謝罪し、鈴木と付き合うことはできないと宣言。
となると、心配になってくるのが鈴木だ。喜多村から「妻とは別れるつもり」と聞いていた鈴木のショックは計り知れない。そんな鈴木が12月26日に放送されたローカル路線バス乗り継ぎの旅 Z」(テレビ東京系)にマドンナとして出演、3泊4日のバス旅で何かふっ切れたような明るさを見せていたが…。
「鈴木が週1でレギュラーを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)でも、テンションはけっこう高いようです。ただ、今年5月には精神的に不安定になったのか、涙ぐんでしまうこともありました。また、コロナの影響はあるにせよ、鈴木の話題は“水耕栽培で九条ねぎを育てている”など、内向きの内容が多いようです。結局は喜多村に遊ばれてしまった形となり、純粋な鈴木の心の傷は相当深いはず。不貞が明るみになったことや、それによって仕事に支障が出たことよりも、未だ喜多村に裏切られたショックが小さくないのではないでしょうか」(芸能記者)
所属事務所のプロフィールを見ると、鈴木の好きな花はピンクのチューリップ。その花言葉は「誠実な愛」。今度こそ、誠実な愛をつかんでほしい。
(石田英明)