仕事でも家事でも掃除でも、面倒くさいと思うことってありますよね。その面倒なことを先延ばしにしてようやく手をつけたとき、「もっと早くやればよかった」と感じることもあると思います。そんな“先延ばし癖”、どうすれば治るのでしょうか。
ヒューマンラーニング代表取締役である松本幸夫さんの著書「とにかく短時間で仕事をする!コツ」(すばる舎刊)には、まず、「今日やりたくない仕事が、明日、来週、来月にやりたくなることはない!」ということを肝に銘じることが重要と書かれています。先延ばしにすればするほど、頭の中に「嫌だな」という気持ちを持ち続けることになります。どうせいつかはツケを払わなくてはならないのなら、今日、しかも“今”やってしまい、さっさと終わらせて手を放すこと。コツは、「あれこれ考えないこと」なんだそうですよ。
また、ピーター・ルドウィグさんの著書「先延ばし克服完全メソッド」(CCCメディアハウス刊)では、大きな仕事を分割するメソッドが紹介されています。複雑な大仕事はどうしても避けようとしてしまうため、それを分割することで抵抗感を大幅に薄めれば、先延ばしが起こりにくくなるのだとか。
やっぱり、仕事や家事、掃除は先延ばしにしないことが重要なんですね。ぜひ実践してみましょう。