6月に多目的トイレなどでの複数女性との不貞問題が報じられ、芸能活動を自粛していたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建。12月3日に記者会見を行ったものの、そのグダグダな内容から「かえって復帰が遠のいた」などと揶揄される始末になったことは記憶に新しいところ。
「そもそも渡部さんは会見を行う予定はありませんでした。ところが芸能活動休止からの復帰番組が大みそか恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!』(日本テレビ系)になることが収録前に発覚してしまい、『謝罪もしてないのに復帰するのか?』と大きな問題になってしまい、会見するハメになってしまったのです」(芸能ライター)
ところが、会見した意味は果たしてあるのかと疑問視される内容だったため、結局「ガキ使」の渡部登場部分は“お蔵入り”になってしまいそうなのだ。
では、渡部が参加した収録はどんな内容だったのか?
12月17日発売の「女性セブン」によると、渡部の出演シーンは、笑いの刺客が次々とバスに乗り込んでくるという人気コーナー。ここで渡部は東野幸治、フットボールアワーの後藤輝基と3人で登場。東野が体を張って笑いを取れば、後藤はトーク術で周囲を笑わせる。渡部は2人の真ん中で大人しくしていただけだったというが、それがかえって面白かったため、周囲から不貞問題をイジられることもなく出演者全員を笑わせることに成功したというのだ。
「3人は同じく日本テレビ系の『行列のできる法律相談所』で共演してきた仲。東野さんや後藤さんとしては、何とか渡部さんの復帰が上手くいくよう立ち回り、結果的にはなかなか感動的な内容に仕上がっていたというのですが…」(前出・芸能ライター)
そんなふたりの涙ぐましい努力も、肝心の渡部が下手な会見をしてしまったために水の泡となってしまったのだから気の毒としか言いようがない。
渡部がふたりの“友情”に報いる日は来るのだろうか?
(石見剣)