子どもの自己肯定感を下げる、親が“やりがちなNG行動”

 年末年始といえば、1年の中でも家族としっかり向き合える時期ではないでしょうか。昨年はとくに新型コロナウイルスの影響もあり、これまで以上に子育てのことについて考える機会があったと思います。

 そんな中、最近よく耳にする子どもの「自己肯定感」について気になっていませんか? 「うちの子の自己肯定感を高めるにはどうすればいいのかしら?」「自己肯定感の低い子に育ったらどうしよう……」など、疑問や不安に思うこともあるかもしれません。

 そこで、自己肯定感を伸ばすことも含め、子どもに関するさまざまな支援活動を行っている日本財団の「子ども第三の居場所」のスタッフに、子どもの自己肯定感を下げてしまう親の“やりがちなNG行動”を教えていただきました。

 ちなみに、子ども第三の居場所とは、困難な状況にある子どもたちを支援するために、“地域の子どもたちのもう一つの家”となる場所で、全国各地にあります。小学校低学年の子どもたちを対象とし、子どもたちの自立する力を育むため、学習サポート、遊び、食事提供や生活習慣確立のためのサポートを行っています。

■「なんで●●しないの?」「●●はだめ!」などの否定的な言葉で叱る

 時には、子どもを叱らなければならないこともあるでしょう。そんなとき、「なんで●●しないの?」「●●はだめ!」などの“否定的な言葉”で叱っていませんか? 実は否定的な表現は、子どもにとって「受け入れられなかった」という感情だけが残ってしまうのだそう。すると、自己肯定感が下がってネガティブな姿勢を持つようになってしまい、物事に率先して取り組めなくなってしまうのだとか。

 基本的には「~をして欲しいな」などと“希望を伝える”ようにし、それでもしっかり叱るべきときは「次同じことをしないためにどうすればいい?」「どうやって解決する?」など、子どもと一緒に考え、答えに辿り着くように導くとよいそうですよ。

■「うちの子は●●が苦手なの~」など、親同士で子どもを否定する内容を話す

 ママ友などに「うちの子は……」と話していませんか? 子どもは聞いていないようで、実はしっかり聞いているのです。もし、その内容が子どもに対する否定的な発言や悩みごとだった場合、それを子どもが耳にすることで自信喪失につながるケースもありますから、控えたほうがよいでしょう。自己肯定感を高めるためには、子どもに「自分は認めてもらっている」という認識を持たせることが大切です。

 子ども第三の居場所のスタッフは「忙しい中でも時間を作り、子どもの話にしっかり耳を傾けることで子どもの自己肯定感を育むことができると考えています」と話します。

 子どもの自己肯定感を下げないためには、まずはしっかりと子どもを受け止め、認めることがポイントといえそうです。新しいスタートとなる新年をきっかけに、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

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