毎日の家事や育児は体力勝負。“これをすれば終わり!”と区切りをつけにくいため、「1人でゆっくり過ごす時間はほとんど取れない……」というママも多いと思います。とくに、年末年始の休暇明けは疲労が蓄積していることでしょう。そこで、たまには「休む!」と決めて、次のような工夫でリフレッシュしてはいかがでしょうか。
■事前にTO DOを削減する
できるだけゆっくりしたいと思っても、目についたものについつい取り組んでしまうと休む時間を逃してしまいがち。そうならないためにも、事前に“やらない家事”を決めてしまうこと。また、やらない家事を決めたら、そのことを家族内で公言しておきましょう。時間帯が決まっている場合は、合わせて伝えるとよいですよ。家族が「やってくれると思っていたのに!」と感じることで起きるトラブルを防ぎ、休憩に集中しやすくなります。
■いつもより時間をかけて行動する
やらない家事を事前に決めても、終わっていない家事が目につくとやらずにはいられなくなってしまうというママもいると思います。そんな場合は、いつもの2~3倍のゆったりスピードで行うように意識しましょう。いつもは5分で終わらせることを、10~15分で終えればよいという意識で行います。あれこれ同時進行で考えながら忙しく動くのではなく、ゆったり取り組むことで体力の消耗を和らげることができます。また、時間内に終えられないものは翌日に回すようにすることで、タスク量を減らしやすくなりますよ。
■夜のリラックスタイムで睡眠の質を高める
家族の就寝後が唯一のママの一人時間のため、いつもはつい夜更かししてしまうという方も多いと思います。でも、リフレッシュすると決めた日は、疲労回復のために夜更かしせずに睡眠の質を高めましょう。入浴後はスマホやテレビなどのデジタル機器の使用を避け、部屋の明かりを暗めにしてリラックスして過ごしてください。ゆったりとした音楽を聞いたり、アロマの香りを楽しんだりすることも、リラックス効果を高めてくれますよ。
ヨガやストレッチ、ママ友とのオンライン飲み会なども、ストレス解消やリフレッシュに最適です。明日以降のやる気と体力をチャージする時間を取り入れることもタスクの一つとして、上手に取り入れていきたいですね。
(Nao Kiyota)