年内で活動を休止する嵐のバラエティ番組「VS嵐」(フジテレビ系)の最終回が12月24日に放送され、平均視聴率は15.2%を記録した。
この日は、メンバー5人のみで行うロケ企画「台場で相葉が泣いちゃったSP」のVTRが流れた。放送日の24日は、相葉雅紀の38歳の誕生日。リーダーの大野智からはおそろいのキャンプナイフ。二宮和也からはお気に入りのウイスキー。櫻井翔からはオーダージーンズ券。そして、松本潤は「嵐」になる前日にメンバーそろってジャニー喜多川さんにごちそうしてもらった思い出の焼き肉店の「焼き肉弁当」を用意。全員でほおばりながら、当時を懐かしんだ。
同番組の後枠「VS魂」で単独MCを務める相葉は、「すげえプレッシャーなの、本当に。嵐の番組をもらうのプレッシャーなの」と心中を吐露。すると大野は「俺たちは見てるよ」、二宮からも「相葉雅紀の番組だから。君ならできるよ」と励まされると、「優しすぎるんだよ、みんな」と大粒の涙を流し、メンバーに「VS魂」への出演を依頼した。
続けて相葉は「マジでみんなに出会えてよかったな。このメンバーじゃなかったら21年間続かなかったと思う」と語り、「休止に入るけど、みんなとはこうやって月1回でも飲み会できたらいいな。皆さんこれからもよろしくお願いします」と頭を下げた。
「放送終了後、視聴者からは『もらい泣きした』というコメントや13年続いた同番組への感謝や労いのコメントが多数寄せられています」(芸能ライター)
年末に向けて、嵐の特別番組は目白押しだが、ファンの涙が枯れることはなさそうだ。