11月に放送を終えた連続テレビ小説「エール」のファンにとって待望の発表が12月23日に行われた。大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」に「エール」の出演者がNHKホールに登場し、スペシャルパフォーマンスを披露するのだ。
発表された出演者は主人公・古山裕一役を演じた窪田正孝、そして友人・村野鉄男役の中村蒼、同じく友人・佐藤久志役の山崎育三郎、裕一の恩師・藤堂清晴役の森山直太朗、その妻・藤堂昌子役の堀内敬子の計5名。
しかし、ネットでは歓喜の声と共に不満も噴出。《楽しみー!だけど岩城さんとミュージックティーチャーにまた会いたい!》《岩城さんが出てくれないとインパクトはない》《最終回のメンバーで30分くらいお願いします》《サプライズで岩城さん!お願いします》などが寄せられた。
「岩城さんというのは馬具職人頭・岩城新平役を演じた吉原光夫、ミュージックティーチャーというのはヒロイン・音に歌を教えていた御手洗清太郎役の古川雄大のことです。吉原は元劇団四季所属のミュージカル俳優で、『レ・ミゼラブル』で主演のジャン・バルジャンを歴代最年少となる32歳で演じた実力派。最終回の『エールコンサート』で歌った『イヨマンテの夜』で圧倒的な歌唱力見せつけ、舞台を見たことがない人にも彼の名を記憶させました。古川雄大も『ミュージカル界の新プリンス』としてその名を馳せています。せっかくの紅白の舞台に2人がいないのでは『エール』ファンは満足できないのでしょう」(芸能記者)
ギリギリまで追加の出演者が発表されるのが、近年の紅白。大みそかに吉原、古川両名の歌声が聞けるサプライズを願うばかりだ。
(柏原廉)