俳優・松平健の公式YouTubeチャンネル「マツケンTube」が2020年12月31日以降、破竹の勢いでチャンネル登録者数を増やし続けている。
松平は同日放送の特番「絶対に笑ってはいけない大貧民 GoToラスベガス24時」(日本テレビ系)にサプライズ出演。カジノホテルのSP本部長という役柄で登場し、一攫千金を夢見る“大貧民”のレギュラー出演者を相手に身辺調査を行う場面が放送された。
そのセキュリティーチェックの一環で、ダウンタウンの松本人志に「夏と言えば思い浮かぶ4人組バンドは?」と質問。「TUBE」との回答を聞くや否や、松平は怒りを滲ませた表情となり、「夏から始めたマツケンTubeの登録者数が伸び悩んでいるのを愚弄しておるのか!」「『TUBE』という言葉を2度と口にするでないぞ」などと自虐ネタを挟んだ“キレ芸”を披露していた。
すると、「ガキ使」放送前には4000人程度だった「マツケンTube」の登録者数が、松平の寸劇以降、SNSでのバズりも相まって、一気に激増。放送直後に1万人を突破し、その後も継続的に数字を伸ばし続けると、1月3日時点では5万4000人を突破する盛況ぶりとなった。
「松平のYouTubeチャンネルを今回のネタで初めて知ったという視聴者も多く、最新の動画のコメント欄には『“笑ってはいけない”から登録しました』『凄い勢いで登録者数伸びてて笑った』『ガキ使から来て登録させていただきます!』との書き込みが殺到。およそ13倍もの登録者増となった点についても『ガキ使の影響力ヤバい』『こんな成功した売名初めて見た』『さすがガキ使』との反応が出ています。また、平均で5000前後の再生回数だった『マツケンTube』の過去動画ですが、“ガキ使フィーバー”により、最新の動画は13万回もの再生数を記録。『絶対に笑ってはいけない』へのゲスト出演は、松平にとって多くの点でメリットがあったといえるでしょう」(テレビ誌ライター)
今年の「笑ってはいけない」では、ZOZO前代表の前澤友作氏や女優の菅野美穂、そしてTKO・木下隆行といった話題性抜群の面々が次々に登場した。その個性派揃いなサプライズキャストの中でも、ネットでは「松平さんが一番笑いました」「マツケン最高すぎます」と松平による本気のコントをベストシーンに推す声が殺到。「マツケンTube」の登録者激増も頷ける納得の仕事ぶりだったと言えるだろう。
(木村慎吾)