歌手で俳優の木村拓哉が1月1日放送の「さんタク」(フジテレビ系)に生出演し、SMAPの代表曲「がんばりましょう」を歌い上げた。
お笑いタレントの明石家さんまと木村をメインに据え、ゲストにはKAT-TUN・亀梨和也、A.B.C-Z・河合郁人、そしてヒップホップユニット・Creepy NutsのR-指定とDJ松永が登場。
視聴者参加型のクイズ企画などが放送されると、終盤には“木村拓哉に歌ってほしい楽曲”をそれぞれが提案し、さんまは「なんてったってアイドル」、河合は「がんばりましょう」などを推薦。視聴者投票の結果、65%の票を集めた「がんばりましょう」を生歌唱する流れとなった。
イントロがスタジオにかかり始めると、木村はすぐに「松永、いっぱい入れて! R-指定、間奏にラップね、郁人と和也も歌って」と指示を出し、即興の“5人組”を構成。1994年にリリースされた懐かしの楽曲を久しぶりに歌い上げ、同曲を「思い出の曲」だと語るさんまもすぐ後ろから5人の歌唱を見守っていた。
「SMAP時代の楽曲という緊張からか、木村は珍しく序盤で音程がズレ、高音を出しきれずにお茶目な仕草を見せるシーンもありましたが、相変わらずそのオーラは圧巻の一言。自身が歌っている最中に、河合と亀梨が参加するパートや順番をジェスチャーで示す余裕も見せつけていました。SNSにも、往年の名曲をダンディに歌唱した木村に、『すごいもん見た』『最高すぎる。圧倒的スター性』『ちゃんとお金払いたいのでCDにして下さい』『キムタクのがんばりましょう。そこら辺の歌番組より高まったわ!』『沁みたな~。キムタクは何歳になっても格好いい』『さすがのスターですね』との歓声が殺到。また、一緒に歌うことを誘われた亀梨と河合でしたが、“木村のステージ”であることをすぐに察して、後半はあまりマイクを口に近づけずに先輩を立てており、その姿に感心したというコメントも多く寄せられています」(テレビ誌ライター)
もちろんSMAPファンからは、木村だけでなく、他のメンバー全員での歌唱を求める声も出ているが、敢えてその場の共演者と“5人組”を結成したのは木村なりの配慮だったのかもしれない。
(木村慎吾)