医師が答える“認知症予防に欠かせないこと”

 “認知症”はできるだけ予防したいと思う一方で、具体的にどんなことに気をつけて生活をすればよいのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

 健康機器を販売しているセルパワーが2020年12月、医師ら1,091名を対象に実施した調査では、日々の過ごし方が認知症予防の重要な鍵を握っていることが分かったそうです。

 調査で認知症の主な原因を尋ねた結果、TOP3は「運動(不足)」(52.8%)、「食生活」(48.5%)、「喫煙」(46.0%)でした。これらから分かるのは、禁煙に加えて日々の食生活や運動習慣を整えるという一般的な健康維持法が、認知症予防にも直結するようです。

 また、認知症予防に役立つ具体的な生活習慣を尋ねたところ、食生活で注意すべきこととして一番多く挙げられた意見は「栄養バランスに注意する」(43.6%)でした。睡眠で注意すべきこととして一番多く挙げられたのは「7時間ほど睡眠時間を確保する」(38.4%)、認知症予防のために効果的な運動として一番多く挙げられたのは「ウォーキング」(49.0%)、認知症予防のために思考面で効果的だと思うこととして一番多く挙げられたのは「趣味を通して知的な刺激を得る」(69.2%)だったそう。体調を整える基本となる日々の食事、運動、睡眠習慣の整えに加え、脳への適度な刺激も重要視されているようです。

 さらに、「認知症とストレスは関係あると思いますか」という質問には、88.1%の医師らが「はい」と回答し、「人との交流は、認知症予防に効果がありますか」という質問には、92.2%の医師らが「効果があると思う」「どちらかといえば効果があると思う」と回答。上手にストレス改善することや人との交流で脳を活発に働かせることも、脳の健康を保つ習慣の一つと考えられているようです。

 結局、風邪などの不調や生活習慣病の予防に欠かせない基本的な生活習慣が、認知症予防にも重要といえます。ですから、短期的な健康対策にとどまらず、一生心身の健康を保つための基礎習慣として、日々の過ごし方を見直したいですね。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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