ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典と、靴職人で画家、音楽活動も始めた花田優一が、ともに新型コロナウイルスの感染拡大によってイベントが中止。苦しい胸の内を語った。
岩田は1月7日、主演映画「名も無き世界のエンドロール」の舞台挨拶付き完成披露上映会を都内で開催予定だった。ところが、新型コロナの影響で公式サイトは1月5日、開催中止を告知。その代わり、完成報告会見を生配信することが決まった。
これを受けて岩田は同日のツイッターで「苦渋の選択でしたが、昨今の情勢から上映会は中止とさせて頂きました」「イベント楽しみにしていてくださった皆様、大変申し訳ございません。また作品をご覧いただける日を心から楽しみにしています」と綴った。
一方、花田は1月7日、ファーストアルバムのミニライブを都内で開催する予定だったが、中止。花田は1月6日のブログで「悔しい」「とても楽しみだったからなお悔しい」と悔しさをにじませる。「まだ計画しているものもあるし中止になったものはリスケして改めてやれるようにするので、その時は是非!来てください!!!!」と呼びかけた。
岩田も花田もさぞかし残念な報告だったに違いない。でも、報告の内容に決定的な差があったという。
「岩田は『イベント楽しみにしていてくださった皆様、大変申し訳ございません』と、イベントを楽しみにしていた参加者に対して申し訳ないという気持ちがあふれていました。一方、花田は『とても楽しみだったからなお悔しい』と、自分が楽しみにしていたイベントが中止になったことに対して悔しがっています。これだけでは判断はできませんが、岩田はイベント参加者を思いやり、花田は自分の感情を吐露しているといえます。また、岩田は『また作品をご覧いただける日を心から楽しみにしています』と謙虚ですが、花田は『リスケしてやれるようにするので、その時は是非、来てください』と少々強引な気がします」(芸能記者)
表現の違いはあるにせよ、岩田の映画も花田のミニライブも、心から楽しみにしているファンは多いはずだ。
(石田英明)