偶然にしてはあまりにも恐ろしい--。ネット上にそうした声が数多く書き込まれている1月3、4日放送の「教場II」(フジテレビ系)。昨年、フジテレビ開局60周年特別企画として制作された木村拓哉主演による新春スぺシャルドラマの第2弾で、本来なら活動自粛中の伊藤健太郎も出演する予定だった。
しかし、伊藤が昨年10月にひき逃げで逮捕される事件を起こしたため、出演シーンはすでに撮り終えていたが、ジャニーズWESTの重岡大毅を代役として撮り直したと発表されていた。そのため伊藤がどんな役を演じるはずだったのかが注目されていたところ、なんと伊藤が演じる予定だった出馬求久という役は、同期の生徒を車ではねるという役どころだったことから、冒頭のような声があがったのだ。
「今回の第2弾ドラマは前作から2年後の神奈川県警察学校という設定で、伊藤が演じる予定だった出馬役は前作と今作の間にあたる第199期生の1人でした。今作には上白石萌歌演じる石上史穂が200期の生徒として登場しているのですが、石上はもともと199期の生徒で、授業中のトラウマが理由で1年間休学。200期で復学。このトラウマとなったのが、伊藤が演じる予定だった出馬役が引き起こした事件でした。出馬は“検問講習”の授業で、検問を受ける車の運転手役を務めていたのですが、検問官役の生徒・浦美慶介(三浦貴大)に突然突っ込み、浦美は病院へ緊急搬送。出馬は車の中にいたハチをよけるために車を暴走させてしまったと弁解するのですがそれは嘘。実は成績優秀だった浦美に対する嫉妬から事故を起こしたことを石上に告白し、直後に校舎の屋上から飛び降りるという事件を起こす役でした。最終的に浦美は助かり、出馬も車いす生活となるものの一命はとりとめますが、もしや伊藤は演じた役が抜けきらずに私生活を送っていたのでは、役が抜けない場合があると耳にするが、この件がそれに当たるのではないかなどと、ネット上では憶測が飛び交っているようです」(女性誌記者)
伊藤のために撮り直しをしたことで制作費は赤字との噂がある「教場II」。前編15,3%、後編15,0%という高視聴率を叩き出したため、次回作を映画にして興行収入で補填することも可能なのではないだろうか。