デート中に彼の真意が読めないときには、ハンドランゲージ(=手の動き)を観察するのがオススメです。
もし彼が、手のひらをあなたに見せていたり両手をテーブルの上に広げていたりしていたら、あなたを心から信頼しているというサインです。これは、あなたの話に耳を傾けたいという心理状態であり、もっといえば「僕は君のものだよ」という、積極的な服従の気持ちであるかもしれません。
同様に好意的な仕草といえるのは、両手を交差したりテーブルの上のグラスなどを退けたりすること。いずれも、あなたの意見に賛成しているという状態であり「もっと親密になりたい」という気持ちの表れといえます。
逆に、「悪いけど君なんかお呼びじゃないよ」という仕草もあります。例えば、手を緊張させたまっすぐな状態で太ももにおいていたり、両手の親指を向き合わせたまま太ももの上に置いていたり、手をギュッと握りしめていたり、指でテーブルをトントンと叩いていたり……これらはすべて、あなたに好意を持っているとは考えにくいです。
また、目をこすったり、急に手の動きが少なくなったりしたら、嘘をついている可能性大です。耳に触れていたら、あなたに対しての不満が募っていて、イライラしているともいえます。
ちなみに、腕の仕草からも心理状態を読み取れます。腕を組んでいたら、自己親密の場合と自己防衛の場合があります。肘が下を向いて自分の体を包み込むように腕を組んでいたら前者。上司や異性などと向き合って緊張しているときなどによくある仕草で、相手を受け入れていないわけではなく、悪気はありません。後者は、肘が上向きになり前方(相手の方)に向かうように腕を組む仕草であり、相手とは親しくしたくないために自己防衛しているときの動きです。
こうした腕や手の動きは、一緒に過ごしているときに目に入りやすくチェックしやすいですよね。彼と一緒にいるときに観察をして、ぜひあなたの恋に役立ててくださいね。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)