「新しい美容グッズや洋服を我慢しているのに、なぜか赤字……」ということはありませんか?
節約のためにできることはしているはずなのに、貯金が増えなかったり赤字になったりする場合は、次のような“予定外”の出費が多いのかもしれません。
■中食・外食
基本は毎日自炊の予定で予算を組んでいるのに「今週は仕事が大変だから」「今日は体調が悪いから」などと、急遽外食や惣菜・お弁当などに頼ることが増えると、食費が予算を大幅に上回りやすくなります。
月に2~3回ならばその後のやりくりで調節できても、1週間以上続くとそうはいきにくいですよね。また、カフェでの一服やふらっと立ち寄ったコンビニでのお菓子購入なども要注意。1度の出費が少額でも、積み重なって高額になりやすい出費です。
■自分への投資・ご褒美
お金のやりくりを続けることや物欲を我慢することは、「ご褒美があるから」続けられるという一面も。また、自分磨きや将来の収入アップのための勉強は、今しなければ未来を変えることはできないと思うと、あれこれ手を出したくなってしまいがちです。これらは、予算を上回る高額な場合でも、「仕方がない」出費として許してしまいがちな項目。気持ちが緩み、思いつきで購入しやすいので要注意です。
■お試しのサービスを解約し忘れる
例えば、“最初の1ヵ月は無料”などのお試し期間付きサブスクサービスは、お試し期間が長いためにうっかり解約するのを忘れがちなため、注意が必要です。しっかりと吟味して予算に組み込んだものであれば問題ないですが、解約するつもりだったのに支払いが発生してしまうと、全額が無駄遣いになってしまうことも。無料だと気軽に試したくなる分、すぐに飽きて利用しなくなると、そのまま忘れやすいので対策が必要です。
どれも計画的に予算内で購入するのであれば問題ありませんが、気を緩めると高額な出費になりがちです。節約がうまくいかないと感じたら、これらを見直して出費をコントロールすることをオススメします。
(Nao Kiyota)