お笑いタレントというよりも、今や、ソロキャンパーとして大ブレイクしているヒロシが、1月23日発売の「日刊ゲンダイ」に49歳になった現在の心境を語った。
発売日が誕生日だったヒロシは、「死ぬまでには自然の中に家を建てて暮らしたい」そうで「50歳までに実行したい」という。また、家族はなく、だからこそ「他人から詮索されない1人のスローライフをやりたい」のだそうだ。
ヒロシは、ホストキャラで自虐ネタのあと「ヒロシです」とのセリフで2004年にブレイク。だが、08年に「大して面白い話も出来ないのに出演料をもらうのは申し訳ない」という思いから「もうひな壇には出たくない」と発言したことなどで、仕事は激減した。
その後、15年にYouTube「ヒロシちゃんねる」を開設。そこに、かねてから趣味だったソロキャンプの様子を動画で投稿したところキャンプファンの間で人気が広がり、現在のブレイクにつながった。
この記事へのコメント欄には「ヒロシさんのYouTubeをボーッと見ているのが好きです。それで寝落ちするのが、また最高なんです。癒しをありがとう」「趣味も一途に頑張っていれば何かの役に立つよい事例」「ヒロシさんはキャンプネタで売れたいとかTVに出たいとかいう雰囲気がないのがいい」など好意的なものばかりだった。
「一時は、自死を考えるようになったほど、売れなくなって落ち込んでいたヒロシですが、見事復活しました。彼の根源にあるのは“人と接したくない”という思い。これが、コロナの感染拡大や人間関係に疲れた現代人の心に響き、共感を得たのだと思います」(芸能ジャーナリスト)
ヒロシの不器用だけど自身に正直な生き方は、現代人の憧れになっているようだ。