タレントの鈴木奈々が1月21日に東京都内で開催された「LUNA」のナイト用アンダーウエアの新カラー発表イベントに登場。順調なバストアップとは対照的に、バラエティ番組では若い層に居場所を奪われている現状を嘆いた。
昨年の同イベントでは、3カ月間のバストアップ企画に挑戦し、「AカップからCカップになったんですよ」と振り返っていた鈴木。夫からも良好な反応をもらい私生活ではグラマラス化に成功したものの、芸能界では依然として厳しい戦いが続いている。
鈴木といえば、身振り手振りを交えた大袈裟な“おバカトーク”や、ローション相撲に全力で挑むような体当たりな姿勢が人気を博していた。しかし、現在のバラエティ番組においては同じくギャルモデルのみちょぱを始め、ゆきぽよや朝日奈央、ユーチューバー・フワちゃんといった若手が台頭。鈴木自身も彼女らの活躍に危機感を覚えているようで、「ライバル」だと認識し、「私負けている。もっと頑張らないと!」と対抗心を燃やした。
また「フワちゃんは英語も話せてバイリンガルだし、みちょぱは『サンデージャポン』(TBS)で的確なコメント言ってて、朝日奈央ちゃんはカラダを張るけど下品にならない」と若手の有望株をそれぞれ分析。その上で、「私も頑張らないとと思う。去年も泥まみれになったけど、今年もたくさん泥まみれになりたい。勇気を与えられるようなバラエティタレントになりたい!」と壮大な野望を口にしている。
「現在のバラエティ番組における人気者たちの長所を的確に解析して自らを鼓舞した鈴木。ですが、彼女の『去年も泥まみれになったけど、今年もたくさん泥まみれになりたい』との目標には、ネットから『さすがに30代半ばに近付くとキツいんじゃない?』『“ライバル”の設定相手が間違ってる』『名前を挙げた方達とは一世代違うんじゃないかな』『今後もワーキャーだけでは難しい。話芸だったり何か武器を持たないと生き残れないのでは?』との指摘が続出しています。可愛いだけで歓迎された20代を卒業し、新たな戦略を要する年代にさしかかったと感じる人が多いようです」(テレビ誌ライター)
求められるのは新たなる一手。果たして鈴木は“泥まみれになる”以外の構想を持ち合わせているのだろうか。2021年の奮起に注目だ。
(木村慎吾)