赤ちゃんといえば「よだれ」。これが多いか少ないかは、赤ちゃんによって大きく差があります。ほとんど出ない赤ちゃんもいれば、1日中よだれが出ているという場合も。よだれが出るのは元気な証拠ですが、ママにとっては心配や手間が増えますよね。筆者の娘はかなりよだれが多かったので、次のような大変さがありました。
■使用・洗濯するスタイが大量
よだれかけのスタイは、よだれを吸収すると冷たくなりやすく服も濡れやすくなるため、よだれが多い場合は頻繁に交換する必要があります。筆者の娘の場合、1日に20~30枚程度使用することも……。毎日の洗濯物が多くなるのに加え、洗い替えに常備するスタイの量が多く、費用が出産前に想定していたよりも多くかかりました。
■よだれかぶれを起こしやすい
よだれには消化酵素が含まれていて赤ちゃんの肌にダメージを与えやすいため、口の周りがかぶれてしまうことも。よだれが口から垂れたり、舐めた手やおもちゃが顔に触れたりすることで、赤ちゃんの顔にはよだれがつきやすく、小まめに手口拭きでやさしく拭き、保湿ケアをする必要があります。筆者の娘は手を舐めることも大好きで、いつでも手が濡れていて非常に冷たく、冬は顔周りだけではなく手のケアも欠かせませんでした。
■ハイハイすると床によだれが垂れる
我が家では、娘がハイハイした場所が一目瞭然。ハイハイして下を向いた体勢ではスタイがよだれをキャッチできず、出たよだれはそのまま床に落ちていました。娘への対応に加えて床も拭いて回らなければならず、娘と一緒に床を移動して運動不足の解消に一役買ってくれることに。床の汚れにも気付きやすく、部屋を清潔に保ちやすかったですが、よだれがあまり出ない場合よりも手間が多いと思います。
あまりによだれが多いと、赤ちゃんの健康面も心配になりますよね。検診時には普段の様子に加え、よだれの量を医師に伝えておくと安心です。急に増減があった場合やいつもと様子が違う場合も、医師に相談しましょう。
よだれが多いとママの負担も多くなりがちですが、これも期間限定のこと。使いやすいスタイをみつけたり、赤ちゃんへのケアをスキンシップのきっかけにして楽しんだりして、乗り切りましょう!
(Nao Kiyota)