釈由美子が情緒不安定な日々を過ごしている。ブルーになって落ち込んだり、ハイな気分でアゲアゲになったりとめまぐるしい。
「釈はアラフォーの37歳。現在、妊娠9カ月目です。昨年1月に最愛の父親を肺がんで亡くし、今年2月には『自分の命より大切』と言っていた愛犬に先立たれている。排卵障害疾患である多嚢胞性卵巣症候群で苦しむなど、体調万全ではない中、ようやく待ち望んだ妊娠にこぎつけました。生まれてくる子が男児だと分かり、嬉しくて仕方がないはずですが‥‥」(女性誌記者)
天然ボケや不思議トークでおなじみの癒し系キャラがウリだったが、実際はかなり神経質なタイプ。若い頃からストレスを抱え、過呼吸、拒食症、対人恐怖症、胃潰瘍などを患った。揺れ動く心模様は毎日更新する公式ブログで手に取るようにわかる。
「5月7日に、日に日に母親になる気持ちが高ぶってきたことで、自身をマタニティハイと診断。10日は、真逆のマタニティブルーの症状が出ています。朝4時半に目が覚め、横で爆睡している夫のイビキで眠れないとぼやく。イライラ、落ち込んだかと思えば、テンションマックスに激変。『初めてのおつかい』の番宣で号泣するわ、家中の食料を食いつぶしそうなほど、食欲が止まらなくなった後、ムカムカして全く(食べ物を)受け付けられない。SOS発信の危機的状況ですよ」(ネットライター)
すべて「ホルモンのせい」にして自分を納得させようとしているが、コトはそう簡単ではない。愛犬を亡くした時は毎日泣き明かし、後追い自死せんばかりの落ち込みようだった釈。真面目な努力家で責任感の強い完璧主義者が産後うつ病を発症しやすいという。感情の起伏の激しさが気にかかる。
(塩勢知央)