俳優の藤木直人が2月13日、映画「夏への扉 -キミのいる未来へ-」完成報告会イベントに山崎賢人、清原果耶らと登場。藤木が今作で演じているヒューマノイド型ロボット役のオファーを、一度断っていたことを明かした。
本作は1956年にアメリカで発表されたSF小説が原作。映画は日本に舞台を置き換えて、1995年から2025年へ時を超え、山崎賢人演じる主人公が未来を取り戻す冒険物語となっている。
藤木はロボット役としてオファーされた当時を振り返りながら「びっくりしました。人間じゃないんだって。二度見ならぬ二度聞きですよね」と心境を告白。そして「ちょっとハードルが高いというか、難しそうだった」ため一度は辞退したという。
しかし、主演を務めるのが2018年のドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)で共演した山崎賢人と知り、「賢人くんとご一緒できるということで、思い切って飛び込みました」とオファーを受けることにしたという。
「藤木は山崎のことがかなり気に入っているそうで、ドラマ『グッド・ドクター』の制作が発表された際も、自身がMCを務めるトーク番組『おしゃれイズム』に山崎が出演した時のことに触れ、『一方的に強烈なシンパシーを感じています』と発言。撮影中に2人は意気投合し、山崎は藤木が得意なルービックキューブの解き方を教わっていると明かし、師匠と弟子の関係になったと話しています。藤木も相当うれしかったのか、ドラマのクランクアップでは山崎を賞賛しつつ『こんなにルービックキューブに食いついてくれた現場は初めてだった』と語っていました」(芸能記者)
ネットでは《グッドドクターでの山崎さんとお二人好きでした。藤木さんのロボット役楽しみです》《ロボット役の藤木さん、すごく楽しみです。山崎賢人さんとはグッドドクターでとても素敵なコンビネーションでした》《山崎賢人くんも、こんな風に言って貰えたら役者さんとして嬉しいでしょうね》など2人の共演を喜ぶ声が多数寄せられた。
今回は弟子のために“師匠”がひと肌脱いだということか。
(柏原廉)