もし、明日から完全なリモートワーク生活に切り替わったとしたら、あなたはどこで仕事をしたいですか?
不動産業のAlbaLinkが2021年1月、全国の男女500人を対象に「テレワークになったら住んでみたい街(市町村)」を尋ねた結果、TOP10は「大阪市」(9票)、「仙台市」(9票)、「神戸市」(9票)、「京都市」(10票)、「熱海市」(10票)、「軽井沢町」(11票)、「札幌市」(12票)、「福岡市」(16票)、「鎌倉市」(17票)、「那覇市」(21票)だったとか。
「周りにきれいな海があり、ゆったりできる場所がたくさんある一方で、生活にも困らないくらいお店などがあり、不便ではないところがいい」(40代女性)、「テレワークであっても生活は便利なところに住みたい」(30代男性)、「交通の便がよく、地元に帰りやすいところがいい」(30代女性)などの声が寄せられていました。憧れの観光地やゆったりと過ごせる都会から離れたところ、栄えていて移動や生活のしやすいところが人気のようです。
また、同調査では、住みたい市町村を選んだ「理由」として寄せられた声の中から、頻出ワードを集計しています。その結果、TOP10は「実家」(28票)、「交通」(28票)、「食」(29票)、「車」(35票)、「田舎」(44票)、「便利」(52票)、「山」(56票)、「都会」(59票)、「海」(88票)、「自然」(100票)だったそう。
「自然の美しさ」を重視する人の中でも、完全なテレワークだからこそ郊外に住みたい人と、テレワークをしながらも利便性を重視したい人に分かれている様子。実家の近くなど、大切な人のそばで過ごしたいと考える人もいるようですね。
職場に社員が集まることのメリット・デメリットと、それぞれが好きな場所で仕事をするメリットとデメリット。どちらも経験している我々は、今後どのような働き方を確立していくのでしょうか。
憧れの地への移住が実現したら、リモート体制の職場で生き生きと活躍することができるのか。ご自身の場合でイメージングし、望む未来をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)