長谷川京子が6月28日スタートの連続ドラマ「ふれなばおちん」(NHK BSプレミアム)でヒロインを務める。何不自由ない結婚生活を送りながら、夫の部下と恋に落ちる社宅妻を演じるのだ。
5年ぶりの主演ドラマに本人は「母だって、妻だって、女なのだ。そんなことをふと思う機会が多くなっていた、そんな時に頂いたお話です。観て頂ける方皆さんに夏(役名)になってもらい、この作品の世界観を堪能してもらえるように、頑張ります」と意気込んでいる。
3DKの社宅が舞台で、髪ボサボサ、着たきり雀のすっぴんダサ主婦を熱演。料理好きで一男一女に夫という自身にそっくりのヒロインにすっかり感情移入してしまったとか。不貞といってもプラトニックオンリーで、濡れ場はない。鶴見辰吾演じる夫とも干からびた関係で、色っぽいシーンすらなし。見どころは久々の恋に震える女心のゆらめきで、しぐさや表情などで恋の喜びを表現していくのだという。
「『昼顔族』の言葉が流行るほど、主婦の昼下がりの情事が話題になった昨今、純愛とはね‥‥。それも家族第一、家事にかかりきりで女をとうに捨てた干物オバサンの恋なんて誰が見たがるかな。いつまでも若く美しく見せたい女優は二の足を踏む役でしょ。まぁ、劣化が著しい長谷川にはピッタリの役かも。4月に小学校に入学した長男、4歳の長女を持つ母親として、世間から後ろ指さされる役では差し障りがあるからね。刺激度ゼロがちょうどいいのかも」(芸能ライター)
長谷川の夫「ポルノグラフィティ」のギタリスト・新藤晴一が昨年12月、写真週刊誌でススキノ不貞報道されたのは記憶に新しい。
「デキ婚した2人にとって、子供はかけがえのないもの。育児ストレスで長谷川が体調を崩して激ヤセしたこともあり、新藤もイクメンに変身した。朝に集中して仕事をするタイプの新藤は、早寝早起きして朝食を作ったり、子供たちの送迎をしたりと、かいがいしい。長谷川は育児に積極的な新藤に感謝こそすれ、離婚なんてさらさら考えていない。育児、仕事、家庭とうまく回っている今、一番幸せだと考えています」(女性誌記者)
子はかすがいということか。
(塩勢知央)