タレントの堺正章が2月28日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)にゲスト出演し、ユーチューバー・フワちゃんによる“タメ口”芸風に言及する一幕があった。
5歳の頃から芸能界入りし、芸歴69年にも及ぶ大ベテランの堺に対し、MCでお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基は、“あの人にビビってます”とのトークテーマに絡め、「ずーっとスターですから、もう怖い人いないんじゃないですか?」と質問した。
これに堺は「そりゃいますよ」と返し、激動の芸能界を生き抜く上で様々な試練があったことを匂わせると、「僕に対してあんまりいい態度でないと(いう理由で)3人消しましたね」とジョーク混じりに豪語。また、昨年9月には番組企画で1カ月間限定でツイッターアカウントを開設していた堺。その際、堺のアカウントが最初にフォローしたのがフワちゃんだったことも大きな話題を集めていたが、そのフワちゃんのタメ口の芸風に関しては「何度殴ってやろうかと思った。よく見りゃ妖怪みたいな顔してる」と話し、盛り上げていた。
「自身に無礼をはたらいたタレントのヒロミを干したという、本人公認の都市伝説があるほど、上下関係や言葉遣いのマナーには厳しいイメージのある堺。今回のフワちゃんへの辛口コメントは半分冗談、半分本気のような空気感が漂っていましたが、ネットでは大御所を相手にタメ口を使うフワちゃんについて、かねてより批判の声が殺到。よって堺のジョーク混じりの『殴ってやろうかと思った』発言に対しては、『みんな思ってます』『自分も見てて不快になります。堺さんを支持します』『子供が真似したらどうするのって思う』との声が集まりました。一方、フワちゃんの容姿を“妖怪”と表現した点については反発の声も出ています」(テレビ誌ライター)
なお、昨年9月にツイッター企画で堺からフォローされたことを知ったフワちゃんは「新しくツイッターをはじめた堺正章さんに、なぜかフワちゃんだけがフォローされてます」とツイート。SNSでは、歌手の和田アキ子を「アッコ」、笑福亭鶴瓶を「鶴瓶」と呼称するフワちゃんだが、堺については「堺正章さん」と表記していた。
当時から、フワちゃんは“殴られそうな”気配を察知していたのだろうか…?
(木村慎吾)