バラエティ番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)が3月で終了し、4月2日から同番組内のコーナー「人志松本の酒のツマミになる話」がスタートすることが3月8日、スポーツ紙の報道などでわかった。
報道によると、新番組を立ち上げるきっかけとなったのは長引くコロナ禍。同番組では、飲食店で酒を飲みながらゲストの本音を聞き出す「本音でハシゴ酒」のコーナーが人気だった。ところがコロナ禍の影響でロケは難しくなり、コーナーの存続は困難と判断。スタジオ収録で行われる「酒のツマミになる話」を新番組として1本立ちさせた。
酔った勢いでゲストの口から本音が漏れる「本音でハシゴ酒」が消滅するのは残念だが、同じく居酒屋でゲストと酒を酌み交わすバラエティ番組「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京系)も危惧される。
同番組はTOKIOの松岡昌宏と、博多華丸・大吉の博多大吉が聞き手となり、ロケ先の居酒屋で酒を飲みながら女性ゲストの意外な話や本音を引き出す。現在は居酒屋を貸し切ったりして収録しているが、コロナ禍が長引けばロケが厳しくなることは容易に想像できる。
「松岡は本当に酒が強く、ガンガン飲んでもほろ酔い程度にしか見えません。それでいてゲストのトークをうまく引き出し、番組を盛り上げています。2020年7月の放送では、俳優の古田新太に『芝居が下手だ!』と言われたことなど、自身の面白エピソードを披露することも人気です。また、大吉は今年1月の放送で泥酔し、『福岡に帰ります』と爆弾宣言。何が起こるかわからない『二軒目どうする?』は酒飲み番組としてずっと愛されています。コロナ禍の影響で、松岡や大吉の酒飲みトークが観られなくなると心配しているファンも多いはずです」(テレビ誌ライター)
コロナの終息を祈るしかないか。
(石田英明)