洗い物が待っていると思うと料理が億劫になる……こんなことってありませんか?
そんな場合は、洗い物が少なく済む次のような工夫で乗り切りましょう。洗い物の手間を省くことで準備や片付けの時間が短縮できるので、料理の時短にもなりますよ。
■肉や魚のパックをボウル代わりに
肉や魚に下味をつけたり野菜など他の食材と合わせたりする工程は、肉や魚が入っていたパックの中で完結させてしまうと、道具をほとんど使わずに済みます。使い終わったら捨てることができるため、大きなボウルやバットを洗う手間を省けます。菜箸などで混ぜる場合は、パックをえぐりとったりパックに穴を開けたりしないよう、力を入れ過ぎないようにするのがコツです。
■混ぜる・こねるはポリ袋で
肉や魚のパックに入りきらない多くの食材を混ぜたい場合やパックがない場合、手でこねる工程が必要な場合などは、食材をポリ袋に入れて行うのがオススメ。容器だけでなく、手を洗う手間も省くことができます。手で直接混ぜる・こねるのと同じ要領で行うことができるため、料理のクオリティが下がらないのもうれしいポイント。袋に食材を入れたまま冷凍や加熱を行いたい場合は、対応しているポリ袋かジップロックを使用しましょう。
■料理は大皿・ワンプレートにまとめる
調理に使う食器を減らしても、食卓に並ぶ食器が多いと洗い物の手間は減りません。大皿料理としてそれぞれに分けないようにしたり、フライパンのまま食卓に出したりすることで、お皿の量を減らしましょう。複数のおかずを人数分に分けて出したい場合は、仕切りのあるプレート皿が便利です。ランチプレート用のおしゃれな食器がたくさん販売されているため、洗い物の手間を減らしつつ、おしゃれなカフェ感覚を楽しむこともできますよ。
食器洗いも、毎食毎日となると重労働。後片付けの手間を軽減させて、ぜひ日々の料理を楽しんでくださいね。
(Nao Kiyota)