第44回日本アカデミー大賞授賞式が3月19日都内で行われ、映画「ミッドナイトスワン」で主演を演じた草なぎ剛が、最優秀主演男優賞を受賞。さらに同作は、最優秀作品賞も受賞し、草なぎにとってはWの喜びとなった。
同作で草なぎは、トランスジェンダーで夜の世界に生きる凪沙を演じた。
受賞発表で自身の名が挙がった草なぎは「頭が真っ白」になったそうで、元SMAPの稲垣吾郎と香取慎吾の“新しい地図”の仲間の名をあげ「1人ひとりの人生が、よりよく自由に全うできるような、そんな作品作りと、人との関わりのなかで、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います」と語った。
「そこには、『浅田家!』で優秀主演男優賞を受賞した嵐の二宮和也も列席していました。カメラは、スピーチする草なぎを見つめる二宮の姿を捕らえていましたが、目を赤くして、草なぎをジッと見つめる二宮の姿が印象的でした」(芸能ジャーナリスト)
嵐が活動休止となって、ある意味独り立ちした二宮。SMAPが解散となり、ジャニーズ事務所を退所して、ここまでたどりついた草なぎの姿に、自身を重ね合わせていたのかもしれない。