生活する上で必要だけども、できれば安く抑えたいのが“日用品費”。あまり買っていないつもりなのに予算をオーバーしてしまう場合は、次のような工夫で節約するのがオススメです。
■日用品リストを作成して余計な購入品をなくす
日用品としてどんなものを購入しているか、全て把握していますか? 「使ってみたいから」「お得だから」と、必要でもないのに購入していては出費がかさんでしまいます。必要最低限のリストを作成し、リストにあるものだけを補充するようにすることで、不要なものの購入を防ぐことが可能に。
リストに新たに追加したいものが出てきたら、本当に必要か、代わりに削れるものがないかなどを検討して、支出を増やし過ぎないようにしましょう。
■掃除用品を“揃える”
掃除場所別に洗剤や掃除グッズを揃えると、購入品目がふくらみがちになります。
例えば、100円ショップでも購入できる「セスキ炭酸ソーダ」で “セスキ水スプレー”を作成すれば、油やたんぱく質、皮脂などの汚れに強いお掃除スプレーが完成。これ1本で、床や家具、キッチンやトイレ、お風呂など、さまざまな場所を掃除することができます(セスキはアルカリ性のため、アルミやコーティングのない木材などを傷めることもありますから、作り方や使用上の注意をよく読んで使用しましょう)。
このように、価格が安くて多目的に使用できるお気に入りの洗剤を持っておくと、お掃除用品代を節約することができますよ。
■ショッピングポイントを上手に活用
現金のように利用できるショッピングポイントが貯まる店舗やECサイトを利用できる場合は、日用品を買うお店やサイトを1箇所に絞り、定期的にまとまった量を購入するようにするとよいでしょう。ポイントをより多く得ることができ、購入費用を減らすことができます。
ポイントを利用する際は、「ポイントが入ったから何か欲しいものを買おうかな」ではなく、必要な日用品の購入に当てること。そうすれば、家計の支出を減らすことができますよ。
日用品の支出を安定的に減らすことができれば、食費や貯蓄、お小遣いなど、予算を増やしたい項目に当てることができますよね。日用品費が多いと感じる方は、ぜひ状況の見える化から始めてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)