歌舞伎役者の市川海老蔵が、故・小林麻央さんと過ごした豪邸を売却しようとしていることを4月20日発売の週刊誌「女性自身」が報じた。しかし、その翌日に海老蔵本人がブログで完全否定したことで、ファンの間では同誌報道に対し怒りの声があがっている。
同記事によると海老蔵は、真央さんとの新婚生活に備えて2009年にその豪邸を購入。しかし、7年ほど過ごしたのち真央さんのがん発症によって2017年にバリアフリーのマンションに転居したのだという。海老蔵一家が住まなくなり4年の月日が流れたが、今年に入ってスーツ姿の男性たちが敷地内に入っていくのを近所の人が目撃。外壁や玄関の状態などを丹念にチェックしていたという。さらにその2カ月後には内装解体会社のトラックと家の中で作業をするスタッフを記者が目撃。「一軒家をついに売却することを決めたようです」という歌舞伎関係者の証言も紹介している。
「この一連の報道に海老蔵は即座に反応。翌日には公式ブログで『よわったなー この記事』と題した記事をアップ。その内容は『麻央との家 売ってないよ、そして売る予定もないよ』と完全否定。さらに『何故そんな真実でない事を書くのか』『仮に売っていたとしても 私の個人的な事だからいいじゃないか』と苦言を呈しました。ファンからは海老蔵の反論に同調して《記者にしてみれば、記事が読まれればどうでもいいのだろう》《単なる妄想記事なのでは?》などと厳しい声があがっている一方、《踏ん切り付けるためにもいいかもしれない》《麻央さんが亡くなって4年か、辛い思い出あるもんね》など心情を思いやる声もあがっています」(芸能ライター)
海老蔵と麻央さんが暮らした豪邸については、麻央さんが亡くなった1年後の18年にも売却の噂が週刊誌各誌で報じられている。コロナ禍のため公演のキャンセルが相次ぎ、歌舞伎役者も収入が激減したと言われているが、今回の報道の成り行きを見守りたいところだ。
(柏原廉)