結婚したばかりの2人が生活習慣などの違いで即離婚を決意するという離婚エンターテインメントドラマ「リコカツ」(TBS系)。北川景子演じる主人公・咲の結婚相手である航空自衛隊員・緒原紘一役の永山瑛太の演技に、熱い注目が寄せられている。
瑛太が演じる紘一は、父親も生粋の自衛官だからなのか、昭和の封建的な家庭育ち。一方、咲はファッション誌で働く編集者。現代的で自由な家庭に育ったイマドキの子。2人の価値観の大きな違いが、新婚早々離婚の大きな原因に‥‥。
紘一は生真面目な堅物人間。毎朝4時に起床してトレーニングに励み、新婚生活の新居に緒原家の家訓を掲げ、朝ごはんにはご飯と味噌汁、漬物の完全和食を要望するという徹底ぶり。結婚前のデートでも「ではまいりましょう。11時の方向です」と、自衛官スタイルでエスコート。その奇天烈な仰々しい演技に「クセが強い」と視聴者から大きな反響を呼んでいる。そして今、彼のこの演技が、あの大物俳優にそっくりだと話題になっているのだ。
「4月16日の第1話が放送された後、『瑛太が昔の高倉健みたいに無骨で真面目な役(笑)』『プロポーズのくだりから瑛太さんの昭和感 髪型といい高倉健さんじゃないですか』と、日本を代表する伝説の俳優・高倉健とそっくりだと言う声が、SNSでも数多く躍っています」(芸能ライター)
高倉健といえば、映画「日本侠客伝」を始め、多くの任侠映画に主演した“昭和の男”。瑛太が演じる紘一もバリバリの昭和の家庭で育ったのだから、そう見えるのは当然なのかもしれない。
しかし「リコカツ」が始まるずっと以前に、瑛太が高倉健と似ていると宣言した人物がいる。瑛太にとって大先輩となる俳優・緒形直人だ。
「2019年に時代劇専門チャンネル開局20周年記念で作成された『闇の歯車』に出演。その初日舞台あいさつに共演者の緒形直人と登壇。緒形は瑛太について『いつも自然体。着流しもかつらも似合うし、肝が座っている。天賦の才というか、艶気があり、若かりしころの高倉健さんのようだった』とコメントしていました」(女性誌記者)
「リコカツ」放送のはるか前から、すでに大先輩から高倉健並みの俳優と評されていた瑛太。“第2の高倉健”と呼ばれる日も近い?
(窪田史朗)