竹野内豊が自由奔放な裁判官役で主演を務める「イチケイのカラス」(フジテレビ系)。その上司役を演じている小日向文世に役柄についての“ある疑惑”が持ち上がっていることを4月19日、ニュースサイト「デイリースポーツonline」が報じている。
同記事によると小日向演じる部長裁判官・駒沢義男は主人公・入間みちおの理解者で温厚な人物。しかし、小日向は近年、出演するドラマで実は裏がある人物を演じることが多く、犯人役も続いているため、ネット上ではすでに駒沢は何か裏がある人物として疑われているという。劇中では過去の事件に深く関わっているとみられる描写があったため黒幕説もささやかれている。一方で、好人物な役だけに途中退場せず完走を願う声も挙がっていると報じた。
「小日向=犯人・黒幕役というイメージができあがったのは、昨年放送されたドラマ『MIU404』(TBS系)と『危険なビーナス』(TBS系)で立て続けに犯人役を演じたから。しかし、近年の犯人役はそれだけで、小日向は『教場』(フジテレビ系)では生徒や教官たちを見守る警察学校長、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)では百戦錬磨の信用詐欺師など多彩な役を演じています。いろんな役がハマりやすく、それだけ演技力が高いといえるでしょう」(芸能記者)
ネットでも《小日向さんは良い人も悪役も上手いし、実力があるからこそ疑われちゃうんでしょうね》《見ている人にそう思わせるだけの実力のある名優と言うことなんでしょう》《存在感を出したり消したり、硬軟の切り替えも自在なところが名人芸の域だと思います。凡庸に見せかけて、いざという時に凄いポテンシャルを見せるオッサン役は、この方が随一でしょう》など小日向の演技に絶賛の声が寄せられている。
果たして、今回は黒幕か良い人か。小日向の絶妙な演技に注目だ。
(柏原廉)