4月25日に16年ぶりにスタートした「ドラゴン桜」(TBS系)第2シリーズ。前作では小料理屋「ゆうこ」のママを務めていた母(美保純)が倒れたことで、東大受験を2次試験の途中で断念。その後も受験勉強を継続していた水野直美(長澤まさみ)が、1浪の末に東大合格。弁護士資格を取得し、桜木建二(阿部寛)が所長を務める「桜木法律事務所」にしばらく在籍していたが、その後に独立。しかし経営難に見舞われ、かつて自身が通っていた龍山高校に匹敵する落ちこぼれ校「龍海学園」から、翌年に東大合格者を5名出すことを条件に、再建を引き受けることから新作はスタート。
しかし、龍海学園の理事長を江口のりこ、校長を山崎銀之丞、教頭を及川光博、理事長の父親を木場勝己という、昨年7月期に放送され大人気となった「半沢直樹」(TBS系)に出演していたメンツが4名もそろったため、ネット上では「半沢直樹感がスゴイ」と指摘する声が多数あがっている。また、江口が前作の「ドラゴン桜」で赤い特攻服を着た暴走族役で出演していたことを覚えている視聴者もいるようで、「江口は長澤と違って前作とはまったく別人の役を演じてるんだよね?」と混乱をきたす人までいたようだ。
「龍海高校の学校関係者が学校再建に対して激しく意見を交わすシーンからドラマがスタートしたため、出演俳優の顔ぶれだけでなく、ドラマのシーンや作り方そのものが、『半沢直樹』に似ていると感じる視聴者が多かったのではないでしょうか。また、長澤が旧作で演じたキャラのその後として新作に出演しているように、江口にも暴走族から足を洗い東大受験して合格。その後、龍海高校の理事長になっていてほしかったと思い人も多いのではないでしょうか」(女性誌記者)
「半沢直樹」では白いスーツ姿が印象的だった江口。新作「ドラゴン桜」第1話では黒いスーツを着ていた江口だが、今後どんな衣装で登場するのだろうか。