周囲からは美人と言われ常識もある。ベタベタした甘さやツンツンしたとげとげしさもなく、頭の回転が速く弁も立つ。それなのに恋愛に関しては自信過剰と言いたくなるほど強気な女性は、同性からとても嫌がられる。
放送中のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)で石橋静河演じる三ツ屋早良に「悪女ではなく嫌女爆誕」と指摘する声があがっているようだ。
早良(石橋)は八作(松田龍平)の親友である出口俊朗(岡田義徳)の恋人なのだが、俊朗に連れられてきた八作が営む東京・奥渋谷のレストラン「オペレッタ」で八作を見た時からロックオン。5月4日放送の第4話では、八作の自宅まで押しかけてきて上がり込み、「初めて私を見た時どう思った? 私も同じこと思ったよ。『わぁタイプだ』って」と八作の気持ちを勝手に予想。八作から「何も思ってません」と言われても「目でわかるから」と八作にとって自分が「好みのはずだ」と主張。八作から「あなたは俊朗の恋人じゃないですか」と言われると「まだ全部預けたわけじゃないよ。タイプじゃないけどいい人だから付き合ってもいいかって思った。でもタイプの人と出会った。別に不思議なことじゃないでしょ?」と、どんどん八作に攻め込むのだ。
「ネット上では『早良の絶対的な自信はどこから湧いてるの? めっちゃムカつくイヤな女』『こういう恋愛に自信過剰な女ってイライラする』『こういう圧の強い女に押されて落ちる男がいるからマジでヤダ』『自分を大切にしてくれる素敵な優しい彼氏がいるのにまだ足りないからって男を誘惑するこの感じ‥‥ムカつきが止まらない!』など、女性からと思われる嫌悪の声があふれています」(女性誌記者)
同性から嫌われる女を見事に演じている石橋。「嫌女爆誕」という言葉は女優冥利に尽きるだろう。