敵役や悪役を演じさせたら天下一品と評される俳優の手塚とおるが、5月16日放送の「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)にゲスト出演し、6年前に52歳で結婚していたことを明かした。
同番組でMCを務めるお笑いコンビ・ハライチの澤部佑から「手塚さんって、ご結婚はされているんですか?」と聞かれた手塚は、「してます」と、あっさり告白。「遅いんですけどね、50歳過ぎてからなんで。(妻は)一般の人です」と明かした。
手塚本人は、結婚に向いていないと思っていたが、妻になった人は「割と僕を泳がせてくれます」と語った。
これまで公表していなかったことについて聞かれると「役者って芸能人じゃないと思っているので。『みんな、いつ言うんだろう?』と思って。聞かれてこなかったから言ってなかったんです」と、さらりと説明した。
この報にネット民からは祝福の声とともに「クセの強い演技が印象的。テレビでも舞台畑の役者さんらしく名バイプレーヤー」「いい人役悪い人役いずれもできる素晴らしい役者さん」「大好きな役者さんの1人。手塚さんはカッコいいけど、一癖二癖ある役が本当にうまい」など、手塚の演技を絶賛している。
「手塚は、2013年に放送された『半沢直樹』(TBS系)で、嫌味な融資課の課長代理・古里則夫を好演。1話だけの出演だったにもかかわらず、強烈な印象を視聴者に植えつけました。制作サイドも視聴者も納得の名バイプレーヤーと言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
難癖のある役が多い手塚だが、その演技力は視聴者からも好意的に評価されているようだ。