レモンサワー缶人気もあり、最近は“レモンブーム”がきているといわれています。レモンといえば酸っぱいだけで、とくに自分から食べようという気にはならないかもしれません。でも実は、レモンには健康効果があるといわれているのです。それを知れば、積極的に取りたくなりますよ。
NHK系列『ガッテン!』によれば、レモンの生産量日本一を誇る広島県の中でも、レモン栽培が盛んで通称レモン島ともいわれている瀬戸内海の大崎上島住民は、5日に1個のペースでレモンを食べているとか。住民の健康調査をしたところ、2日に1個食べる人たちは、全国平均より13%ほど骨密度が高いという結果になったそうです。レモンを食べるとカルシウムの吸収率が高まるため、骨密度がアップしたのではないかと考えられているようです。
また、レモン研究の第一人者である県立広島大学教授の堂本時夫さんの論文『レモンの健康効果に関する研究の動向』によると、骨が弱くなるのを避けるためだけでなく、血糖値コントロールや抗ストレス効果などもあるそうです。
そんなレモン、どうすれば美味しく食べられるのでしょうか。
オススメなのが「レモネード」。レモンの絞り汁、ハチミツ、水だけでできますし、氷を浮かべればこれからの季節にぴったりです。他に、レモンの絞り汁とマヨネーズ、砂糖、塩で「レモンドレッシング」もできるので、サラダやとんかつなどの揚げ物にも使えちゃいますよ。レモンを手作りスイーツに入れるというのもよさそうです。
いろいろ試して、ぜひ積極的にレモンを味わってみてくださいね。