俳優の佐藤健が5月17日に東京都内で催された映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(6月4日公開)の10thアニバーサリーイベントに出席し、女優・有村架純の印象について触れている。
佐藤は、同作で共演した有村、江口洋介、そして大友啓史監督と並んでイベントに同席。主人公の剣心役を演じた佐藤と、その妻・雪代巴役を任された有村は同じシーンを共有する時間が多く、撮影中はほとんど行動をともにしていたという。
劇中では抜群のコンビネーションを見せた2人だが、お互いの印象について聞かれた佐藤は、「有村さんは巴くらいミステリアスなんですよ。心の底で何を考えているかわからないし、何か隠し持っているんじゃないかと。もっと知りたいと思わせるような人ですね」と有村のイメージを説明。一方、有村は1カ月間の撮影中、佐藤が演じる剣心に気持ちを寄せ、身を委ねながら過ごしていたと明かした。
これに佐藤は「身を委ねてたの?」とツッコミつつ、再び有村について「セリフを間違えたことがない。全シーンといっていいくらいほとんど一緒にいたんですけど、長いセリフも間違えない。委ねてたと言ってましたけど、めちゃくちゃ自立してました」と仕事面でのポジティブな評価も加えている。
「有村架純のイメージについては、4月19日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演した菅田将暉も、本人を前にして『ミステリアスで唯一無二感がある』とし、ほかとは異なるオーラがあると表現。仲野太賀もまた有村を『不思議なベールに包まれている』『何が本当の有村さんなのかわからない』などと語り、『好きになっちゃいました』とも漏らしていました。
また、映画『花束みたいな恋をした』で脚本を担当した坂元裕二氏も有村に抱いた印象として、『ミステリアスで何を考えていらっしゃるのかわからない』と言及。これに対し、有村は『以前、坂元さんと対談をさせていただいた時も“有村さんのことは一生わからないと思う”と仰っていて、このままずっとわからないままでいてほしいなと思います』と返すなど、つかみ所がないキャラクターで共演者や関係者を次々に魅了してきたようです。ネット上では、再三にわたってミステリアスだと評される有村に対し、『ここでも有村架純ちゃんのミステリアス説』『またミステリアスな人って言われてる』『雪代巴のミステリアスさは有村架純がピッタリ』『私も有村架純のようなミステリアスな女になりたい』といった声が散見されました」(テレビ誌ライター)
超人気俳優の佐藤に「もっと知りたいと思わせる人」と言わしめた有村。若手では屈指の“魔性の女”なのかもしれない?
(木村慎吾)