今年1月に公開され、興行収入40億円に迫るロングランヒットを続ける坂元裕二脚本の映画「花束みたいな恋をした(花恋)」。そのロケ地を巡る“聖地巡礼”がきっかけとなり、「ロケ地でランチキャンペーン」を開催する店も登場するなどまだまだ話題を呼んでいる。
「大ヒット作『花恋』は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから、偶然に出会ってしまった大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)の、その夜から始まる忘れられない最高の5年間を描いたラブストーリー。メインロケ地に当たる東京都調布市では、映画『花恋』ロケ地マップを作成して市内各所で配布。手に入れたファンが実際にロケ地を巡るだけではなく、ロケ地・調布の映画館でわざわざ鑑賞してから、ロケ地を巡るマニアも登場。2月に放送された情報番組『グッとラック!』(TBS系)では、ロケ地マップ片手に聖地を巡るファンに直撃インタビューを試みていました」(女性誌記者)
映画「花恋」ロケで実際に使われた東京・御茶ノ水にある「Cafe, Dining & Bar 104.5」では、そんな「花恋」ファンのために新たなサービスにも取り組んでいる。
「この店は、2人が未来に向かって歩き出す印象的なシーンに登場するカフェ。舌鼓を打った『恵のプリン』を食べられるほかにも、そこで作中、麦(菅田)と絹(有村)が座った席を『ロケ地席』と命名。映画にもエキストラとして出演した店員がロケの様子を説明してくれるなどのサービスを提供して話題を呼んでいます。さらにこの店を含む7店舗が5月15日から7月31日まで『ロケ地でランチキャンペーン』を開催。来店特典や抽選ラリープレゼントが用意されています」(芸能ライター)
菅田と有村は、現在放送されているドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)にも出演。最終回に向けて、こちらの2人の恋の行方も気になるところだ。
(窪田史朗)