タレントの上沼恵美子が6月20日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、熱愛報道のあった俳優の椎名桔平と原田知世について「結婚はしないほうがいい」と助言した。
椎名と原田は6月上旬にホルモン焼き店でデートを楽しむ様子を写真週刊誌「FRIDAY」に報じられた。それによると、椎名はかねてより原田のファンで、待ち合わせの際には彼女のスーツケースを持って優しくエスコート。しかし、もともと訪問する予定だった焼肉店の予約が取れていないアクシデントもあったとされ、憧れのマドンナとのデートに際し、椎名に緊張感があった可能性も伝えられている。
大人の恋愛を楽しむ2人にはそのままゴールインすることを望む声も上がっているが、上沼は「椎名桔平さんのファンなんで、悔しいです」とした上で、「結婚はしないほうがいい」と断言。その理由として「50代でどっちも大人で、バツイチ同士。婚姻届の紙ってなんの魔法が入ってんのか知らんけど、あそこに名前を連ねた時点で敵になりますね。ですから絶対に婚姻届なんて出さないほうがいい」と、結婚することで現在の関係性に変化が生じる可能性を指摘した。
また、報道では原田への紳士的な振る舞いがあった椎名だが、上沼は「結婚して4カ月もしたら、スーツケースをトランクに運んでくれたりとか絶対しませんから。『お前の荷物だろ』って、コロッと変わりますわ」と推測。続けて、予約を巡るアクシデントについても「予約してなかったら『何してんのよ、予約もしてなかったんかいな!』って怒るし、『お前がしたらええやないか』『何やの! 昔から私のファンやって』『そりゃ昔の話や!』って、結婚したらそうなるんですよ」と結婚した場合の椎名と原田の夫婦ゲンカを勝手に妄想。さらに「運転下手なんか殺してやろうかと思いますわ。3回も切り返したら『下手クソが! ほかの車で行くわ!』言うてね。私はそう見ますね」と熱く語ると、しまいには「殺人というか、恐ろしい事件に発展するから、結婚しないほうがいいです。酸いも甘いも全部わかってるんだから。バツイチ同士で学習もしてきてるんだから。結婚はダメ、ダメ、ダメ」とオーバーな表現で改めて結婚には反対の姿勢を示していた。
「最終的には冗談混じりに物騒な事件の可能性すら懸念していた上沼には、一部から『これが上沼さんの笑いの取り方なのかもしれないが、人の恋愛に口を出すのはちょっと違う気がする』『2人とも大人なんだから自分たちが好きなようにすればいい話』とする反応もあります。しかし、“結婚で関係性が変化する”との持論については『一理ある。勢いで結婚なんて歳じゃないし。大人のお付き合いで十分でしょ』『恋愛だけ楽しむのがいいというのはわかる』『子供作るわけじゃあるまいし、結婚する必要あります? 面倒なことが増えるだけです』『上沼さん面白すぎ。笑ってしまいました。そして、確かに‥‥と頷いてしまった』など、共感の声もありました」(テレビ誌ライター)
1977年に元テレビ局幹部の夫と結婚した上沼は、過去に同番組で「結婚というのは同じ電車に乗ったということ。新婚の時はお互いを見つめている。そのうち、違う景色を見たり、好きなことをしててもいい。でも乗っているのは同じ列車」と結婚生活について表現。同じ市内で別々に暮らす別居生活を2年ほど続けていることを説明しつつ、最近の夫婦仲は比較的良好だという。
上沼自身、酸いも甘いを知り尽くしているだけに、椎名と原田にはひと言物申したい気持ちがあったのかもしれない。
(木村慎吾)