番組最高タイの視聴率13.9%で有終の美を飾った、竹野内豊主演ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)。6月24日発売の「週刊文春」は、同ドラマが早くも映画化されることが判明したと伝えている。それによると、来年公開を目指して映画化の企画が水面下で進行しているというのだ。すでに主演の竹野内はもちろん、ほかの主要キャストについても映画撮影のスケジュールが確保されているという。
今作は、刑事裁判官が主人公のリーガルエンターテインメント。東京地方裁判所第3支部第1刑事部=通称イチケイを舞台に、竹野内は自由奔放で型破りな主人公・入間みちおを演じた。みちおと真逆の堅物裁判官・坂間千鶴を黒木華。イチケイの温厚な部総括判事・駒沢義男を小日向文世が演じた。
同誌によると小日向は、黒木のことを「不思議な魅力と求心力を持ち合わせた稀有な女優」、「すごく波長が合う」と絶賛しているそうだ。
「2人は、黒木主演のドラマ『重版出来!』(TBS系)、NHK大河『真田丸』などで共演。今作では、休憩時間に2人がスマホで写真を撮り合ったり、夫婦漫才のような掛け合いをしたりするなど『ほほえましかった』と竹野内が会見で話すほどでした」(テレビ誌ライター)
ベテラン俳優であり、日本のケビン・スペイシーとも称される名バイプレーヤーの小日向。そんな小日向のお墨付きをいただいた黒木が、今後どのような女優に成長するのか楽しみだ。