今年の日本テレビ系「24時間テレビ44」(8月21日~22日)はKing & Princeが初めてメインパーソナリティを務める。リーダーの岸優太は昨年、V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅ら先輩とメインパーソナリティを務め、最年少(当時24歳)で大奮闘。フレッシュジャニーズとしては異例の2年連続となる。
同番組はオンエアに乗っていない時間帯も、日テレの全国キー局で趣向を凝らした企画・イベントが催されている。関西では読売テレビが「ytvスペシャルサポーター」として関西ジャニーズJr.に大役を任せ、19年はなにわ男子、20年はAぇ! Groupが就任した。
Aぇ! Groupは正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の6人組。関ジャニ∞の横山裕と大倉忠義がバックアップしているため、昨年あたりから徐々にメディア出演がアップ。個性豊かなメンバーのなかで、圧倒的な歌唱力を誇るのは劇団四季出身の佐野。嵐がメインパーソナリティを務めた12年、「24時間テレビ」に“出演”したという。
「当時、佐野は世界的指揮者の佐渡裕さんがプロデュースするオペラに出演していました。その佐渡さんから指揮を学ぶ企画で松本潤が訪問。マツジュンは佐野が歌う姿を見て感動して、『お前、よかったよ』とハグをしました」(週刊誌記者)
松本はこの年、東日本大震災の津波によって楽器も練習場所も失った宮城県石巻市の高校の吹奏楽部のために、「24時間テレビ」の生本番中に演奏の場を与える企画に挑戦。その指揮者を務めるため、佐渡氏の指導のもとで日々練習を重ねていた。その大勢の生徒のなかに、未来のJr.がいたというわけだ。
2025年に関西で「大阪・関西万博」が開催される。ダウンタウンが誘致委員会アンバサダーを務めており、Aぇ! Groupは同じく地元出身のお笑いコンビのよゐこと新番組「関西ジャニ博」(MBS)を今春スタートさせた。
KinKi Kidsからはじまり、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、なにわ男子、Aぇ! Group、Lil かんさい、Boys beと続く関西発のジャニーズユニット。万博という巨大プロジェクトがあれば、活動再開後の嵐と夢の電撃合体もあり得るかもしれない?
(北村ともこ)