続々と新しく登場する美容成分。最先端のコスメやサプリメントに配合されていますが、これを極めれば美容賢者として認められるかもしれません。そこで、押さえておきたい注目の美容成分を4つ紹介していきましょう。
■オトギリソウエキス
オトギリ草は、日本でも古くから皮膚などの民間薬として使われてきたハーブ。そのオトギリ草から抽出したエキス「オトギリソウエキス」は、収れん、抗菌、火傷や口腔炎など、さまざまな効果が期待できるといわれていますが、近年の資生堂の研究により、シミが増える要因となる血管の異常増殖を抑制する効果があることが新たに判明したそうです。例えば、最近リニューアルした「HAKU メラノフォーカスZ」という美白美容液に含まれています。
■NcPA(環状ホスファチジン酸Na)
ちょっと耳慣れないですが、NcPA(環状ホスファチジン酸Na)は最近話題になっている大豆由来のレシチンから抽出される成分。30年以上の研究で美容効果が判明していて、肌のハリ・弾力をパワフルにサポートしてくれることが期待されています。
NcPAは肉や魚・植物にも微量に含まれますが、胃酸で分解されて吸収されにくいのが特徴。でも、先日発売されたBONOTOXの美容サプリメント「BEAUTY SUPPLEMENT SUPER SKIN」には、特殊な加工がされたカプセルで腸まで届きやすくしたNcPAが配合されています。
■安定型中性ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体なら知ってる!と思った人も多いのでは? 従来、ビタミンCは強酸性で刺激が強く、肌がピリピリするといった点や長期保存に不向きな点が問題視されていたところ、ドクターズチョイスがそれらの課題を解決する安定型中性ビタミンC誘導体を開発しました。これを配合した美容液「VC30 neutral Vitamin Serum」が、皮膚科医ルートで販売されています。
■ヒト臍帯血幹細胞由来培養液
幹細胞コスメといえば、肌再生に必要な成分である成長因子を含むもの。ヒト脂肪由来の幹細胞培養液を使ったものが主流ですが、人の胎盤とへその緒の中にある血液である、ヒト臍帯血(さいたいけつ)幹細胞を使用したものにも注目が集まっています。ヒト臍帯血由来は、ヒト脂肪由来と比べて優位な点があるといわれているのです。
「Timeless CODE(タイムレスコード)」というブランドには、ヒト臍帯血幹細胞由来培養液と共に、ハス幹細胞由来培養液、そして厳選された美容成分を配合した美容液やエッセンスローション、フェイスクリームがそろっています。
注目の美容成分4つと、それを含むコスメを紹介してきました。より極める意味でも、それぞれの美容成分を肌で確かめてみるのもよいかもしれませんね。