俳優・鈴木亮平が主演を務める日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)が7月4日にスタート。世帯平均視聴率14.1%と好発進を見せた。
「このドラマは、事故や災害、事件の現場に駆けつける特殊救命チーム『TOKYO MER』を都知事・赤塚梓(石田ゆり子)の肝入りで結成。鈴木が演じるのはチームリーダーの救急救命医・喜多見幸太。第1話では発足記念式典の最中にバス事故が起き、重篤患者が出ているとの通報を受けてチームは現場に急行。事故現場でオペをするというミッションに挑みます」(芸能ライター)
後半では、工場爆発というさらなる試練が襲いかかり、危険を顧みずに飛び込む喜多見と喜多見を心配して飛び込んできた「TOKYO MER」のメンバー・音羽尚(賀来賢人)が現場でオペを終え、爆発して煙が立ち込める工場から患者の両肩を支えて出てくる迫力あるクライマックスシーンに、ネットでは「最強バディ誕生」「ナイスコンビ」などのコメントが上がっている。
この作品は、脚本家・黒岩勉氏による当て書き。鈴木自身も「台本が本当に面白くて、スケールが大きくて、まさに日曜劇場でしかできない内容」「自分がこうなりたいと思うような男性像に近い役なので、とてもやりがいがあります」とコメントしている。
危険を顧みずに事故現場に飛び込むため、日頃から鈴木がトレーニングをするシーンも登場。上半身を脱ぎ着替えるシーンを観た視聴者からは「ボディメイク凄かった。西郷どんの時もそうだけど、役作りはんぱない」「上半身の仕上がり具合でもうドラマが面白くなることが確定した」といったコメントも躍っている。
「2018年大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で主役の西郷隆盛を演じて国民的な俳優になった鈴木ですが、2020年の日曜劇場『テセウスの船』(TBS系)では主役を若手人気俳優・竹内涼真に奪われ、久々に主役を張った今年4月期のドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)では全話平均視聴率5.4%と低空飛行。今度もし失敗したら、今後主役は難しい。それだけに気合が入っているようです」(女性誌記者)
果たして、高視聴率が続く「日曜劇場」の枠でどれだけ結果を残せるのか。今後の展開が気になるところだ。
(窪田史朗)