早くも「続編希望」の声が続出している公開中の映画「東京リベンジャーズ」では、冷静で頼れる男・ミツヤこと三ツ谷隆、放送中のドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)では高級老舗旅館・かたおかの次男で、何事も完璧にこなす兄(岩田剛典)に劣等感を抱き続け、金に物を言わせた生活を送る性格の悪い高校2年生・片岡壱成を好演している眞栄田郷敦。
特に「プロミス・シンデレラ」の壱成役は、ドラマが始まる直前まで「イメージと違う」と指摘する声が噴出していたが、いざ始まってみると「郷敦やるじゃん!」と称賛の声にスイッチ。パッと見は性悪だけれど実は繊細で孤独を噛みしめながら生きている高校生の壱成を、丁寧に説得力をもって演じていると高く評価されているのだ。
「『東京リベンジャーズ』の三ツ谷に対しても、『プロミス・シンデレラ』の壱成にしても、『芸能界デビュー2年目とは思えない存在感と演技力がスゴイ』と話題になっています。エキゾチックで男らしい容貌とはうらはらに、真面目でおとなしそうな雰囲気があるため『見るからに遊び人のお兄さん新田真剣佑より弟の郷敦が好き』という人も数多くいるようです。壱成役の“何事も完璧にこなす兄に劣等感を抱く弟”という設定が、真剣佑という兄がいることとリンクして、ドラマでの説得力に影響を及ぼしている部分があるかもしれません」(女性誌記者)
中学の吹奏楽部でサックスに出会い、中2からプロを目指し、吹奏楽部の強豪校として知られる岡山県・明誠学院高校に進んだ眞栄田。吹奏楽部では部長を務め、全国大会銅賞を獲得。東京藝術大学を目指すも受験に失敗したことがきっかけで現在に至るというから、今後もステキな偶然を引き寄せ、いい役者になってほしいものだ。