タレントの中川翔子が7月28日に自身の公式YouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を更新し、とあるネットユーザーからの嘘つき扱いに対して反論している。
この日、「自分の名前でエゴサしたら、泣きたいレベルだった…」と題した動画をアップした中川。カップラーメンを使ったアレンジメニューなどを食べつつ、リラックスしながらインターネットで自分の名前を検索し始めると、途中、あるツイートを紹介したことからムードが一変した。
「これ、多いんですよね~」と怪訝な表情で中川が選んだツイートは「中川翔子さん、ポケモンやドラクエでご活躍されてますが、明らかな嘘をやたらめったらつくので、どういうふうに見たらいいのかよくわからない」と綴られたもの。自身を嘘つき呼ばわりする投稿内容とあって、中川は不機嫌な様子で「アナタ、何を仰ってるのって感じ。誰のこと言ってるんですかって」と反論し、これまでも「根強いアンチにすごいウソとか言われるわけですよ、わたし」と不服。具体的な例として、香港でのファンクラブ麻雀イベントでの出来事を紹介した。
中川の主張によると、ファンが麻雀牌を全て卓上に役満の配置で並べる“小ネタ”で盛り上がっており、ファンサービスを兼ねてそれらの牌を撮影して「ツモった! あがった! いぇーい!」「ツモったよ」とネタに乗る格好でツイートしたところ、「嘘をついて役満上がってる」などと炎上。その際、中川自身も説明不足な部分があったとして反省したというが、事あるごとにその出来事を嘘つきエピソードとして蒸し返され、「一生言われるから腹立って…」「ずっと真実と違う事で傷をえぐられたまま生きてるから、ホントにたまにイヤになる」などと不満をぶちまけた。最後にはカメラ目線で「もういい加減にしろよ!」と真剣な表情で牽制している。
「これらの嘘つき呼ばわりに対して、中川は『風評被害』と表現。むしろ自身を嘘つきと叩いてくるユーザーに『オマエがウソだからな!』と吠えています。コメント欄には『しょこたん~いいコメントもいっぱいあるよ~』『しょこたんの事好きな人達、ちゃんと見てくれてる人達も沢山居るって事忘れないで~!』と応援する書き込みも多いですが、今も不信感を抱いているという声も続出しました。とりわけ多かったのが『麻雀なんてみんな特に気にしてないと思う。他人の家の猫の画像を自分ちの猫ってツイートした件とかのほうが“えぇ、何これ”ってなる』『他人の飼ってる猫を自分の猫とツイートした事は強烈だった』『猫の画像の件かと思ったのに。あれこそどういうことだったのか説明してほしい』というもので、ネット上では『他人猫事件』として浸透している中川の“虚言疑惑”騒動です」(テレビ誌ライター)
中川は2018年6月29日、「股朗、いつも一日中、ぽこにゃんとくっついて抱き合っていた仲良し兄弟だから、寂しいね、信じられないね、、」と悲しげなツイートを投稿。2匹の猫が寄り添いながら眠っている写真などを4枚添付していたことから、「股朗」と「ぽこにゃん」のいずれかの猫に辛い別れがあったことをうかがわせるツイートとなったが、驚きの結末が待っていた。
実際、多くの猫を飼っている中川だけに、この“別れ”を示唆するようなツイートにはファンから励ましの声が殺到。しかし、とあるユーザーから「うちの子たちにあまりにもそっくりでびっくりしました。白黒の子は1度膀胱炎から尿毒症になり手術を受けましたが今は元気です」とのリプライが寄せられると、同ユーザーは中川がアップした2匹の猫とソックリな飼い猫の写真を添えていた。
単なる偶然かと思いきや、同ユーザーはその後も「しょこたんーーーーーやっぱりその写真うちのこやーーーーー!!!!」と返し、中川がアップした2匹の猫の写真と全く同じ、サイズ違いの写真を公開。続けて、「なんどもリプライすみません…やっぱりあまりにも見覚えのある写真だったので探したら4枚目はうちのこの写真です…以前リプライで画像を送っていました。保存してくれていたのですね…とても嬉しく思いました! ですが水を差すようでとても申し訳ないとは思ったのですが報告だけさせていただきます」と立て続けに中川に返信したのだ。
「つまり、中川は、他人が飼っている猫の写真をトリミングや色合いの加工で微調整し、あたかも自分の飼っている猫のようなニュアンスで投稿しただけでなく、謎のストーリーまで“創作”した疑惑がかけられたんです。この一連の疑いに関し、中川は納得のいく説明をすることなく、“股朗とぽこにゃん”が登場する『寂しいね、信じられないね、、』とのツイートを削除。当時、ネット上では、中川の行動の意図や目的がわからないとして、『闇が深すぎる』『こういう意味わからん嘘付くやつほんま怖い』『画像の一部をトリミングしてるのが悪事ポイント高い』との声が集まっていました。
また、2011年7月16日、『劇場版ポケットモンスター』で5年連続の声優に抜擢されると、舞台挨拶にて『小学校の頃の私は友達がいなかったけれども、夏休みにポケモン映画を見て子供ながらに感動したことを思い出します』とコメント。これに関しても、彼女自身が過去に公式ブログの中で、小学生時代の2人の友人の写真をアップし、『六年一組永遠なり!!』『毎日登下校一緒にして』『いいクラスすぎた だいすきだー 小学校のとき幸せだったなぁ!!』などと深い絆をアピールしています。
さらに、ポケモンの劇場版映画が初めて公開されたのは1998年7月のことで、1985年5月5日生まれの中川が小学生時代にはポケモンの映画はまだ1本も公開されていません。『小学校の頃の私は友達がいなかったけれども、夏休みにポケモン映画を見て子供ながらに感動した』との言葉は、短い1フレーズでありながら、そこに2つの嘘を詰め込む“ダブルプレー”を達成したとして、大量のツッコミを浴びる事態となりました」(テレビ誌ライター)
「他人猫」事件に加えて、「ポケモン映画」事件でも物議を醸していた中川。多くのネット民が本当に説明を求めているのは「役満」事件ではないのかもしれない。
(木村慎吾)