疲労が溜まりやすい夏は、とくに快眠環境を整えたいですよね。一方、暑い中で多くの作業をするのは大変! そこで、家事を最小限に抑えて快適に眠るためには、次のような工夫がオススメです。
■シーツやタオルケット、枕カバーはこまめに洗濯する
発汗が多い季節。長期間放っておくと汗ジミができるだけでなく、ニオイやダニ・カビの原因にもなります。頑固な汚れを落とすには手間がかかりますから、こまめに洗濯するようにしましょう。布団やマットレスの下に、除湿シートを敷くのもよいでしょう。床に直接布団やマットレスを敷いている場合は、室内でもこまめに干したり立てかけたりして、湿気を逃す工夫も重要です。
■天日干しはココに注意!
夏は日差しが強いため、長時間天日干しすると日焼けしたり、寝具が傷んだりする可能性があります。また、雨が降らないからと油断して夕方まで干し続けると、湿気を吸ってしまうことも。寝具の種類や日差しの強さによって最適な干し時間は異なりますが、1~3時間を目安にしっかり乾燥しているかこまめに様子を確認して、程よい時間をみつけましょう。
■干せない場合は夏・冬のモード切り替えができる布団乾燥機を
天日干しが難しい場合は、布団乾燥機が役立ちます。乾燥後は布団が熱くなりますから、乾燥後に冷却する夏用のモードがあるタイプを選ぶのが◎。ダニを退治しやすいものがよい、自動停止機能が備わっていて外出中に使用できるものがよい、設置や準備が簡単なものがよいなど、“日常的に使うとなれば必須”な機能がある場合は、性能を確認して選びましょう。
毎日の睡眠が心地よく、疲労回復がスムーズになるよう、寝具のお手入れ方法を見直して、就寝が楽しみになる環境を整えてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)