2014年1月公開の映画「黒執事」以来、目立った活動のなかった水嶋ヒロ。最近ではイクメンばかりが話題になり、妻で歌手の絢香の“ヒモ”とまで揶揄されている。
そんな水嶋が、今年4月から芸能以外での活動も本格化していくため、自らが代表を務める株式会社 3rd i connections を設立。さらに5月26日には、転職・求人サイト「転職EX」などのライフメディアプラットフォーム事業を行う株式会社じげんのCLO(チーフ・ライフスタイル・オフィサー)に就任したとのニュースが飛び込んできた。
水嶋は外部の立場から「自分らしい生き方」を選択できる社会の実現に向けて、じげんの事業・組織が提案するライフスタイルの充実を推進する責務を担うという。
これで、“ヒモ夫”の汚名返上かと思われたのだが、このCLO就任に対しネット上では「他人に生き方をアドバイスできる立場か!」との意見が。社会的には、俳優業も小説家としても“中途半端”との印象がある、そんな人にライフスタイル云々など、チャンチャラおかしいということのようだ。
「水嶋が日本で最後に出演した09年放送のドラマ『東京DOGS』(フジテレビ系)は、平均視聴率 15.8%。主演の小栗旬と息の合った演技は好評でした。ところが、10年に処女作にして第5回ポプラ社小説大賞を受賞し、執筆活動に専念したいと所属事務所を辞めたのに、その後、小説の発表はなかった。『黒執事』では主演と共同プロデューサーも兼任しましたが、興行成績は約6億円でとても成功とはいえない。俳優としては光るものを持っていただけに、現在の状況はもったいないですね」(芸能ジャーナリスト)
今後、水嶋がCLOとしてどのような提案をしていくのか気になるところだ。
(甲斐栄子)