普段、何気なく使っている言葉。日本で通用することが、英語圏の人には通じないということも多々あるんです。
例えば、今の時期にぴったりの「夏バテ」。実はこれ、英語にないというのをご存知でしたか? 英語では、暑さを表す「heat」や「summer heat」などを使い、文章で夏バテを表現するそうです。
「夏バテで倒れそう!」という表現は、「This heat is killing me.」というのだとか。夏バテは日本特有の高温・多湿の夏の気候からくるもので、その暑さに負けて体力消耗をきたすものだという説があります。つまり、海外には夏バテという概念そのものがないんですね。なんともうらやましい話ですが、こうした言葉は世界各国の事情によって違ってくるものなんでしょうね。
ちなみに、熱中症は「heatstroke」というので、これはそのまま使えます。熱中症は世界共通なのかもしれませんね。今後、夏バテを英語で表現するときには、ぜひ注意しましょう!