不貞騒動の余波に苦しむ俳優・東出昌大だが、今春には主演映画のオファーを“総合的な理由”で断っていたという。8月19日配信の記事で「女性自身」が報じた。
2020年1月に当時の妻で女優の杏を裏切る不貞が発覚して以降、CMや映画への出演が激減してしまった東出。不祥事によるCM違約金は3億円にも達するとされ、今年5月にはその懐事情の苦しさからか、月額1万円のジム通いですら「痛い出費」などと嘆いていたと報じられていた。
だが、そんな東出も俳優としてのプライドは捨て切れないのか、たとえ主演映画のオファーであっても“来るもの拒まず”ではないようだ。
同誌によると、今春には東出に対し、「育児を任せきりにしていた妻が事故で意識不明になった後、児童養護施設に子供を預けてしまうダメ夫」役のオファーが舞い込んだものの、東出サイドは“総合的な判断”により、これを拒否したという。
原作を読んだ映画関係者も「主演は東出さんしかいない」と直感したとし、年上の妻と離婚した後、子供を施設へ預ける設定の主人公について「東出さんと重なるじゃないですか」と太鼓判。しかし、東出が断ったことで、その役柄は最終的に別の俳優が任されることになったという。
「東出サイドの関係者によれば、オファーが届くと早い段階でナシと判断し、東出本人というよりは所属事務所があまり前向きではなかったようです。とはいえ、東出は、杏が独りで育てる3人の子供の養育費すらも満足に支払えていないとも報じられており、世間からは『仕事を選んでいる場合ではない』『子供さんたちのために頑張らなきゃ』とのお叱りの声が殺到。また、子育てを杏に任せ、自身は唐田えりかとの禁断の逢瀬を3年にわたって続けていたことから、同作の主人公と重なる要素があるとして、『ぴったりの役じゃん! なんでこの役を拒否するんだ?』『適役なのに、まさか断るとは』との声があるほか、あまりに“どハマり“過ぎることで、杏の反応や世間からのバッシングを懸念した可能性があるとする指摘も出ていました」(テレビ誌ライター)
今年10月に主演映画「草の響き」が公開され、11月にはNetflixの出演作「ボクたちはみんな大人になれなかった」、さらに来年にも「コンフィデンスマンJP」の第3弾公開が決まっている東出。わざわざ育児放棄の“ダメ夫”役を演じずとも、少しずつ役者としての活動が増えていくことを楽観視しているのかもしれない。
(木村慎吾)