お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と田中裕二が8月29日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演し、前日放送の特番「FNS ラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」(フジテレビ系)でのダウンタウン・松本人志との共演を振り返った。
7年ぶりに松本と共演した太田は、サバンナ・高橋茂雄から“豪華共演”に関して「久しぶりに絡むってどんな感じやったんかなと思って」と振られ、「楽しかったですよ。本当に」とコメント。続けて、「ああいうお祭り騒ぎだと、どうにかなっちゃうから、俺」とし、田中からも「お祭りの番組で成功したことが1回もない。全部失敗してるんです、今まで」と突っ込まれていた。過去には特番でのハシャギ過ぎが原因で転倒してしまうアクシデントもあり、「今回だけは転ばないようにって、それだけ自分に言い聞かせて」と意識していたものの、帰宅後には「足にアザが出来ていました」とやはり負傷していたという。
「『ラフ&ミュージック』のステージでは登場するや否や、大興奮状態で『ガキの使いやあらへんで!』『太田、動きまーす!』『松ちゃん、見てるー!?』などと松本イジりを連発。しまいには、フジテレビの生特番中にも関わらず『明日はワイドナショー(フジテレビ系)じゃなくてサンデー・ジャポンを見てください』と他局の番組を宣伝するなどやりたい放題でした。番組のキャプテンを務めた松本からは『絡みたくねぇ~』『めんどいわ~』などと敬遠されると、太田も『共演NG!』と再三にわたって声を張り上げ、激レアなスタジオトークも実現しました。
ネットでは、犬猿の仲とされてきた2人の応酬に対し、『ヒヤヒヤしながらも爆笑してしまった』『テレビでドキドキ、ワクワクしたのは久しぶり』『こういう賑やかな番組を企画してくださったテレビ局に感謝』などのコメントが寄せられ、ベテランの爆笑問題がいつまでも攻めの姿勢を崩さない点にも『面白い面白くないの前にかっこいい』『漫才も面白い新ネタを披露し続けるのはすごい』『あのキレキレの漫才に圧倒されました』『生放送で何を言い出すかわからない太田光の緊張感あふれる笑いはさすが』などと絶賛する声が集まりました」(テレビ誌ライター)
漫才を終え、スタジオに登場した太田は、M-1グランプリの審査員を務める松本に対し、「ご無沙汰してます。今のは何点でしょうか?」と採点を要請する“ウザ絡み”も披露。わずかな時間ながら、終始松本をイジり続けた太田の暴走芸には視聴者も大満足だったようだ。
(木村慎吾)